【カムカムエヴリバディ】村雨辰剛、緊張の現場で上白石萌音に感謝「だいぶ年下ですけど…」

NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)で米軍将校・ロバート・ローズウッドを演じる庭師でタレントの村雨辰剛が、このほど、朝ドラ出演が決まった際の感想や役の印象、撮影現場の雰囲気などを語った。

ロバート・ローズウッドを演じる村雨辰剛【写真:(C)NHK】
ロバート・ローズウッドを演じる村雨辰剛【写真:(C)NHK】

朝ドラで米軍将校・ロバート・ローズウッドを熱演

 NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)で米軍将校・ロバート・ローズウッドを演じる庭師でタレントの村雨辰剛が、このほど、朝ドラ出演が決まった際の感想や役の印象、撮影現場の雰囲気などを語った。

「僕は演技経験自体が少なくて、決まると思っていなかったので驚きました。メディアに出させていただくときは新しい挑戦ができることが面白いと思っているので、演技させてもらえるというのがすごくうれしかったです。もし出身地のスウェーデンでもNHKが見られるなら、家族も喜ぶでしょうね。今までは『日本で何をやっているの?』と聞かれると、庭師というのは説明できても『みんなで筋肉体操』はかなり説明が難しかったので(笑)。ドラマに出ましたって言うと、あ、演技なんだと伝わりやすいと思います。やっとそれが言えます」

 演じる役は進駐軍の将校。日本で英語が通じず困っているところを、ヒロイン・安子(上白石萌音)に助けられる。ラジオ英語講座で英語を学んだ安子にとって、ロバートとの出会いが大きな転機となる設定。

「ロバートは明るくてしっかりしている人だなという印象です。ちょっと真面目なところが僕自身と似ているかな(笑)。僕はスウェーデンに居た頃、周りに日本語が全くない環境の中で日本語を覚えようと勉強していたので、安子さんやストーリーとの共通点も感じています。僕はスウェーデン出身で、ふだん使う英語がイギリス英語でもアメリカ英語でもどっちでもないので、なるべくアメリカ人になりきるように努力しました。アメリカ人の友だちと会話して、ちょっとその英語がうつるようにとか、間違いを注意してもらったりとか、できるだけのことはしたつもりです」

 現場の雰囲気も紹介してくれた。

「撮影初日に長めのセリフがいっぱいあるようなシーンが続いたので、さすがに緊張しました。安子役の上白石萌音さんが、僕が何も分からなくてすごく迷惑をかけている分をフォローしてくださってとても助かりました。年齢は僕よりだいぶ下ですけど、すごくしっかりしていて大人な方だなと思います。プロフェッショナルで、ものすごくすてきです。同じNHKの番組でも『みんなで筋肉体操』とは雰囲気が全然違います。隣に武田真治さんがいないから(笑)。武田さんもしくは谷本さんがいれば、安心だし、緊張感もほぐれたんですけどね」

 最後は作品をPR。

「すごく国際的な新しい要素がたくさんある作品なので、ロバートと安子さんの関係性の今後をぜひみなさんに見ていただけたらなと思いますね。今から70年以上も前の日本でも、実際にこんなに国際的だったとは僕も知りませんでしたし、非常に興味深いです。ロバートや安子の生き方は、本当に当時の最先端だったでしょうね。すごく昔の話であっても、これからグローバリズムが進んでいく中でためになる話や、現代と通じ合うような話も多いかなと思います。安子さんとロバートの展開がどうなるのか、放送をぜひぜひ楽しみにしていてください」

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