中高年ファンが涙する…激戦必至の若き2人の激突 大日本11・16後楽園決戦を見逃すな
大日本プロレスBWJ認定世界ストロングヘビー級王者・野村卓矢は、10・18後楽園ホール大会で「ストロングBJの象徴」関本大介をドラゴンスープレックスホールドで仕留めた。
中高年の男性ファンを感涙させるほどの熱いバトル
大日本プロレスBWJ認定世界ストロングヘビー級王者・野村卓矢は、10・18後楽園ホール大会で「ストロングBJの象徴」関本大介をドラゴンスープレックスホールドで仕留めた。
関本の怪物級の圧倒的パワーに押され、頭突きで流血し何度も危ない場面があったが、持ち前の負けん気全開ではね返し、見事、防衛に成功している。
野村と大日本にとって大一番とあって、客席で涙するファンが何人かいた。「ド迫力の見ごたえのある試合に、涙腺が崩壊しました」「野村選手の、やられてもやられても何度も立ち上がるあきらめない姿に涙が出ました。プロレスの試合で感激して泣いたのは久しぶり」「強くたくましく成長しましたね。思わず涙ぐんでしまいました」……。
中高年の男性ファンが、みな顔を上気させ興奮ぎみに口にした。大の男に感情移入させ泣かせるとは、すごい。
11・16後楽園ホール決戦の挑戦者は青木優也。ZERO1の大谷晋二郎を彷彿させる熱い熱い男で、イケメンというよりもハンサムと言う方がしっくり来る“昭和の二枚目”だ。「巨人の星」の星飛雄馬に似ており、それこそ瞳の中に炎が見えるようで近くにいると熱気を感じる。青木の周囲は一気に温度急上昇、まるで熱帯地方になる。
ヘビー級に転向以来、試行錯誤しながら経験を積んでいる青木は、将来を嘱望される25歳の有望株。「覚悟を持って挑戦する」という青木に、王者・野村は「お前の言う覚悟を見せてみろ! どちらの覚悟が上回るか勝負だ」と迎撃態勢を整える。強敵・関本を撃破したことで自信を深めており、何とも頼もしい限り。
かわいらしい顔に似合わず、激しい試合をする野村を「あの殺気はマジでヤバい。怖い」と評する他団体の選手も多い。