【ズバリ!近況】岩崎宏美、コロナ禍で断捨離&引っ越し 「不用品は2トン車1台分」ですっきり生活

「二重唱(デュエット)」でデビューした1975年以来、抜群の美声と歌唱力で「ロマンス」「思秋期」「聖母たちのララバイ」などヒットを連発してきた岩崎宏美さん。近年も映画「美女と野獣」でディズニー映画の声優デビューを果たすなど、幅広い活動を続けている。デビュー46年を迎え、10月20日に恩師・筒美京平からの提供作品を収録した「筒美京平シングルズ&フェイバリッツ」をリリース。さらに野口五郎とのデュエット曲「好きだなんて言えなかった」の発売やジョイントコンサートの開催を発表するなど、多忙な日々を送っている。その岩崎さんに最近感動したことや、今興味を持っていることについて話を聞いた。

デビュー46周年を迎えた岩崎宏美【写真:塩見徹】
デビュー46周年を迎えた岩崎宏美【写真:塩見徹】

「おうち時間」を快適にするリフォームでモチベーションアップ

「二重唱(デュエット)」でデビューした1975年以来、抜群の美声と歌唱力で「ロマンス」「思秋期」「聖母たちのララバイ」などヒットを連発してきた岩崎宏美さん。近年も映画「美女と野獣」でディズニー映画の声優デビューを果たすなど、幅広い活動を続けている。デビュー46年を迎え、10月20日に恩師・筒美京平からの提供作品を収録した「筒美京平シングルズ&フェイバリッツ」をリリース。さらに野口五郎とのデュエット曲「好きだなんて言えなかった」の発売やジョイントコンサートの開催を発表するなど、多忙な日々を送っている。その岩崎さんに最近感動したことや、今興味を持っていることについて話を聞いた。(インタビュー・文=濱口英樹)

 つい先日、家の床の張り替え工事をしてもらいました。20年間、敷きっぱなしだったマットを剥がすところから始まって電気の配線まで、3日間の工事でしたが、見ているだけで幸せな気持ちになるくらい見事な手さばき。「やはりプロの方たちはすごい!」と感動してしまいました。床の色が明るくなって、愛犬・ライスも大喜び。「おうち時間」が快適になって、仕事へのモチベーションがさらに上がった気がします。

 私自身、昔から作ったり壊したりすることが好きなんです。岩崎家は姉、私、妹の良美の3人姉妹なのですが、部屋を片付けたりするのは私だけ。父と姉妹3人で馬術を習っていた時も、土で汚れたブーツを磨くのはもっぱら私の役目でした。そんな性格もあって、工事中は興味津々。プロの方に「その工具はどこのメーカーですか?」とか「どこで売っているんですか?」とか、質問ばかりしていましたね(笑)。

 実は昨年3月に今いるところに引っ越しをしました。もともと住んでいた家が昨年開催されるはずだった東京五輪の選手村の近くだったので「この機会に移ろう」と。ちょうど契約更新の時期を迎えたこともあって決断したわけです。デビュー45周年のコンサートを控えた時期でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大もあって、公演は中止。結果的に引っ越し作業に集中することができました。

 いい機会でしたので、これまで見て見ないふりをしていた写真、レコード、ビデオテープ、本など、膨大な資料も整理して。思い出の詰まったものがたくさんありましたけれど、「もし私が急にいなくなったら、この作業を誰がやるんだろう」と考えたら、思い切って捨てることができました。不用品は2トン車1台分。引っ越しを完了したら、ずいぶん部屋がすっきりしました。

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