お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太が13日、都内で行われた「ノートンIDアドバイザー」の新機能発表会にYouTuber・カジサックとして登場。SNS総フォロワー600万人を誇るトップインフルエンサー・なえなの先生による「リスクマネジメント講座」を受講した。

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　2019年にSNS乗っ取り被害に遭ったカジサックの肩書きは、“乗っ取られ代表”というありがたくないそれ。

「思い出したくもないんですけど、散々な目に遭いました。いきなりプロフィールを変えられたり、セクシーな画像を貼られたりとか。LINEのIDもさらされたんですよ。1～2分の間に何百件とLINEがきまして散々な目に遭いましたね」と、トホホな被害実態を改めて報告。「とにかく焦りましたね」と振り返るも「どうしていいか分からないし、パスワード変更しかできなかった」と打つ手ゼロだったことを明かした。

「機械音痴のYouTuber」を自認するカジサックに、従来の個人情報流出対策に新機能としてソーシャルメディアの監視機能が追加された今回の発表は、これ以上のない味方。なえなの先生の講義を、真剣な表情で傾聴した。

“乗っ取られ芸人”として、後輩芸人に頼られたこともあるそうで、お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいから以前、乗っ取り被害の相談を受けたという。

「パスワードを変えることしかできない、と伝えただけ」と、その際の対応に自分の非力を痛感。「これからはノートンを勧めることができるなと思いました」と自信たっぷりに語った。

　つい最近、インスタグラムの乗っ取り被害に遭った、活動自粛中のお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建についても言及した。

「渡部さんの乗っ取られとかありましたけど、相方の児嶋（一哉）さんも怪しいと思ってるんですよ。親交あるんですけど、児嶋さんも僕と同じ、機械弱い系で」と、被害に遭っていない児嶋のことを心配。「僕、この（イベントの）後、児嶋さんにLINEして、『ノートンIDアドバイザーがいいですよ』と伝えますよ。『渡部さんにもお伝えてください』と言っておきますよ」と、芸能界の乗っ取り被害を食い止めるためにひと肌脱ぐ姿勢を示した。