「ちびまる子ちゃん」、おなじみの童話や落語を“らしく”アレンジ 10月に特別放送

アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)は、10月3日から同31日まで、5週にわたり「10月のお楽しみ劇場」を放送する。

「ちびまる子ちゃん」が“おとぎ話”にアレンジだ【写真:(C)さくらプロダクション/日本アニメーション】
「ちびまる子ちゃん」が“おとぎ話”にアレンジだ【写真:(C)さくらプロダクション/日本アニメーション】

5週にわたり「10月のお楽しみ劇場」

 アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)は、10月3日から同31日まで、5週にわたり「10月のお楽しみ劇場」を放送する。

 放送は前半と後半に分かれた2話構成になっており、前半はいつも通りの「ちびまる子ちゃん」らしい話。後半がよく知られた童話などを取り入れた話となっている。

 おなじみの“おとぎ話”や“落語”が、「ちびまる子ちゃん」らしくアレンジされ登場する。そんなまる子テイストに味付けされた話に、思わずクスッと笑ってしまうだろう。おなじみのキャラクターが、おとぎ話の人物として登場(!?)する姿もポイントだ。

〇あらすじ

 10月3日:1308話 「まる子の北風と太陽」の巻

 永沢北風が、冬の仕事に励み、びゅうびゅうと風を吹き付けていた。そこへ、たまえ雲に隠れて寝ていたまる子太陽が起きてきた。すぐに居眠りをしたりするまる子太陽であったが、みんなからとても感謝されている様子を見て、永沢北風は、まる子太陽に勝負を申し込んだ。旅人のマントを脱がせることができるのは、いったいどちらなのであろうか?

 10月10日:1309話 「まる子の一寸法師」の巻

 おじいさんとおばあさんが神社でお参りをしていると、小さな“男の子”が立っていた。喜んだ2人は、男の子を一寸野口と名付け、育てることにしたのだが、いつしか喜びを忘れた2人は一寸野口に家の手伝いばかりをさせるようになる。うんざりした一寸野口はとうとう家出をし、ももこ姫に出会う。

 10月17日:1310話 「まる子の大きなかぶ」の巻

 サークラとホナミータはコスギーの畑の大きな大きなカブを一緒に抜くことになった。しかし、カブは大きすぎて、なかなか抜けない。協力してくれる人を増やすために、手伝ってくれた人にはカブのスープをごちそうする、とサークラが言うと、お手伝いをしてくれる人がたくさん集まったのだが…。

 10月24日:1311話 「まる子のまんじゅうこわい」の巻

 江戸時代のある日、まる子たちが集まって無駄話をしていると、藤吉が「怖い!」と言いながら走ってきた。どうしたのかと聞くと、蛇を見たのだと言う。それを聞いたまる子たちは、暇つぶしに、怖いものを言い合うことにしたのであった。そして、永三郎は、なんと、まんじゅうが怖いのだと言う。

 10月31日:1312話 「まる子の金のオノ銀のオノ」の巻

 きこりの永沢と藤木が森の中で木を切っていた。藤木のオノが、木から抜けなくなってしまい、力を込めて引っ張ると、勢い余ってオノは飛んでいき、泉の中に落ちてしまった。泉の中では、泉の神様まる子と友蔵が掃除をしていた。そこへ、なんと、オノが落ちてきたものだからびっくり仰天。友蔵は、最近ではこれで3本目だと言う。泉の上から、藤木の泣き声が聞こえ、まる子と友蔵は、オノを返してあげることにしたのであった。

次のページへ (2/2) 【写真】「まる子の一寸法師」のショット
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