ガルプラ999、1位の川口ゆりなに審査員「下がるしかない」 猛練習で課題曲クリア

日本、韓国、中国の少女たちが参加する今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999 少女祭典」(毎週金曜、午後8時20分、日韓中同時放送)の第6回が韓国音楽専門チャンネルMnetとABEMAで10日夜に放送された。前回の放送では予告映像で日本人参加者・川口ゆりなの号泣シーンが登場しファンに衝撃を与えた。初回視聴者投票で1位に輝いた川口だったが、道のりは険しかった。

高評価を受け、涙を浮かべる川口ゆりな【写真:(C)ABEMA】
高評価を受け、涙を浮かべる川口ゆりな【写真:(C)ABEMA】

「Girls Planet 999:少女祭典」 前回放送で45人が脱落

 日本、韓国、中国の少女たちが参加する今年最大規模のグローバルガールズオーディション・プロジェクト「Girls Planet(ガルプラ)999 少女祭典」(毎週金曜、午後8時20分、日韓中同時放送)の第6回が韓国音楽専門チャンネルMnetとABEMAで10日夜に放送された。前回の放送では予告映像で日本人参加者・川口ゆりなの号泣シーンが登場しファンに衝撃を与えた。初回視聴者投票で1位に輝いた川口だったが、道のりは険しかった。

 前回は、第1回生存者発表式が行われ45人が脱落。54人の生存者は「コンビネーションミッション」に進んだ。22歳の川口は、久保玲奈、リョン・チェクイン、アン・ジョンミン、イ・ヘウォン、チョウ・シンユーと6人チームを組み、課題曲のBTOB「Missing You」に挑戦。しかし、中間評価で同曲を披露するとラップ部分をまったく歌えないメンバーがいたり、ハーモニーがバラバラだったり。川口も高音パートで声が引きつった。ボーカルマスター(審査員)のイム・ハンビョルは「大変なことになった」と厳しい表情を浮かべ、「歌の半分がラップなのに半分が飛んでしまった」と酷評。続けて「1位がこれではだめだ。ゆりなが間違ったせいで後ろのメンバーがみんな間違えてしまったじゃないか。練習をたくさんしないといけない」と責任をただした。

 さらに、川口が視聴者投票1位だったことにからめて「これ以上、上がることはないから後は下がるしかない。どうする? やるしか方法はない。そうでなければ荷物をまとめて家に帰るしかない」と諭すと、川口の目から涙があふれた。川口は「この場面でこんなミスをしてしまう自分がすごい嫌だと思って、こらえ切れずに泣いちゃいました」と振り返り、「今のままでは絶対だめだなと思いますし、頑張っていかなきゃと思います」と自分に言い聞かせた。

 その後、イムは涙を拭く川口に駆け寄り、「胸から声を出さないと。高いキーではないから。やれるキーだから。ファイティング!」と練習方法をアドバイス。審査員の指導に沿って一心不乱に練習を重ねる川口だが、「どうしてこんなにできないんだろう」と調子は思わしくない。部屋に戻ると韓国人参加者のイ・ヘウォンが「泣かないでね。お姉さん(川口)は誰よりも一生懸命頑張っているから。ありがとう」と感謝。温かい激励に川口はベッドから手を伸ばしへウォンの手を握った。

 そして迎えた本番は、メンバー全員が別人になったような完成度を見せた。中間審査ではラップパートをほとんど歌えなかったチョウ・シンユーが力強いラップを繰り出し、川口もキリングパートで久保と息の合ったハーモニーを披露。K-POPマスター(審査員)のソンミは川口について「中間評価のとき、ゆりなは地面を見て歌っていたのに、今日は緊張の様子もなくリラックスしてステージを楽しんでいた」と笑顔。

 川口を酷評したイムも「ぼくの見たかったのはまさにこれ。自分のパートを100%以上で消化する能力があるからこそプラネットガーディアン(視聴者)から1位に選ばれたと思います」「ハモるところは音が外れることなくサポートをしっかりしていたので、玲奈の爆発的な声量を包み込むようでした」と完璧ステージを褒めちぎった。高評価を受けた川口はうれし涙を浮かべた。

 仲間の温かい激励と猛練習で自信を取り戻した川口だが、どこまで1位をキープできるのか。まだまだ波乱が待っていそうだ。

次のページへ (2/2) 【動画】川口ゆりなが涙からの復活! 課題曲のBTOB「Missing You」のステージ動画
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