甲子園降雨コールド幕切れに橋下徹氏「教育上最悪」「選手たちの心の傷をもっと考えろ!」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が17日、自身のツイッターを更新。同日に行われた第103回全国高校野球選手権大会の大阪桐蔭(大阪)-東海大菅生(西東京)の一戦が降雨コールドとなったことについて「教育上最悪や」と感想をつづった。

橋下徹氏【写真:Getty Images】
橋下徹氏【写真:Getty Images】

8回途中で降雨コールド、大阪桐蔭が東海大菅生を下す

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が17日、自身のツイッターを更新。同日に行われた第103回全国高校野球選手権大会の大阪桐蔭(大阪)-東海大菅生(西東京)の一戦が降雨コールドとなったことについて「教育上最悪や」と感想をつづった。

 優勝候補同士の注目の対戦となったこの日の1回戦。雨が降り続け、グラウンドがぬかるむ悪コンディションの中で行われた。大阪桐蔭(大阪)が3本塁打など長打で得点を重ね、東海大菅生(西東京)を7-4で下した。東海大菅生も7回に3点を返し、8回も1死一、二塁としたところでの中断。そのまま非情の降雨コールド宣告で3年生は最後の夏を終えた。

 この結果に橋下氏は「雨天コールド。教育上最悪や。天気予報の技術があるんやから順延にすればいいだけやろ。続きは明日の早朝にやるとか何かやりようがあるやろ。それが大会に支障を来たすというなら大会ファーストでオリンピックと同じや。偉いさんたちは選手たちのことを真剣に考えていない」とツイート。

 さらに「できない理由を並べるのではなく、どうやってやるかを考える。それが日本の教育に最も欠けているところで、日本の教育の課題や。甲子園の運営者はダメな教育で育った象徴やな。時代の変化についていけてない。そういうものは衰退あるのみ。コールド負けした選手たちの心の傷をもっと考えろ!」と連投した。

 続けて「世界で活躍する選手を育てるなら、今の甲子園を目指すことはもう止めた方がいいだろう。目的を共有し手段が合理的な場を選択すべき。新しい世代の指導者達に期待する」と私見をつづった。

 SNS上でも「降雨コールド」「東海大菅生」「試合成立」がトレンド入りするなど、思わぬ幕切れに驚きの声が相次いでいる。

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