たむらけんじ、本気で悩んだ政界進出「実際に政党から話きた」 “実業家”としての顔
獅子舞を手にピン芸人として活動する傍ら、「炭火焼肉たむら」や夢を追う料理人を応援する「コロコロレストラン」の経営、さらにはeスポーツチーム「SUSANOO GAMING 8」の共同オーナーとして活動するなど、さまざまな顔を持つたむらけんじ(48)。“実業家”としての顔を持つたむらにインタビューを実施し、話を聞いた。
笑顔で語った今後のビジョン「すべてを合算して突き抜けたい」
獅子舞を手にピン芸人として活動する傍ら、「炭火焼肉たむら」や夢を追う料理人を応援する「コロコロレストラン」の経営、さらにはeスポーツチーム「SUSANOO GAMING 8」の共同オーナーとして活動するなど、さまざまな顔を持つたむらけんじ(48)。“実業家”としての顔を持つたむらにインタビューを実施し、話を聞いた。(取材・文=中村彰洋)
「僕は、もちろん芸1本でやれたら最高やと思っています。例えば、松本(人志)さんは『俺はお笑い以外できへん』と、言ってはる。それはすごいことだと思うんです。僕はお笑いもないがしろにしているつもりはなくて、ただ、自分ができるんやったら何したっていいやんって思ってるんです。もちろん芸1本でやっている人のことを何も言うつもりはないです。『すげー!』と思いますし、尊敬でしかないです。けど、そういう1本の芸人じゃない芸人がおってもいいんじゃない? って思うんです。そういう批判も含めて自分で背負います」
覚悟を決めた表情で信念を語ったたむら。お笑いに飲食店経営などジャンルはバラバラだが、そこには一貫した思いもある。
「僕、芸人ってすごいなって思ってるんですよ。ただ、芸人って仕事を与えてもらう職業で、すごい面白くても、運がなかったら売れない世界。それをつかみきれんと辞める子も山ほどおるんです。だけど、次の世界に進んだときに、しっかりと切り替えられる人はその世界ですごい成功するんです。それがやっぱり芸人のすごいところやなって思っていて……。そうやって、この世界を諦めた子らの受け皿になれたらいいなと思ってます。そのためにはある程度会社を大きくしないと。受け皿になれる会社にしたいです。また、楽しくなかったら一切やらない。そこも1つのポイントです。嫌なこと、楽しくないことはしないです」
掲げる目標は「すべてを合算して突き抜けたい」。「いろんなことをしすぎやなって最近思っている」としながらも、「いろんなことに興味があるのでこれやってみたい! となっちゃうんです。そろそろ絞っていかなアカンとは思うんですけど、夢はいろんなことに興味を示して、いろんなことを勉強して、それをがっちゃんこして突き抜けることですかね」と口にした。