俳優の吉沢亮と山田裕貴が10日、都内で行われた、映画「東京リベンジャーズ」の公開記念舞台あいさつに登壇。主演の北村匠海をはじめ、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太郎も出席し、撮影秘話などを披露した。

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　同作は、和久井健の大人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化。物語は主人公・タケミチ（北村）が人生唯一の彼女だったヒナタ（今田）の死を回避するため、過去にタイムリープし、命を懸けて奮闘する姿を描く。吉沢は、タケミチに大きな影響をもたらした“トーマン”のNo.1、マイキーこと佐野万次郎を、山田はカリスマ的な強さを誇ったドラケン（＝ケンチン）こと龍宮寺堅を演じた。

　冒頭で山田は「撮影から考えたら約1年半。ようやくここまでたどり着けたのがうれしくてたまりません。全国の劇場でたくさんの方々が来てくれているのを想像するだけで、胸にくるものがあります」と感慨深い様子で語った。一方、吉沢は「この作品のこのシンプルな熱量がもっともっといろんな人に広がっていって、日本を盛り上げてくれる作品になってくれたらうれしいです」と伝えた。

　司会を務めたフジテレビの山崎夕貴アナウンサーから“エモいシーン”について聞かれた吉沢は、「タケミチが通う学校に乗り込んだシーンで、個人的にエモかったです。ケンチンが僕（マイキー）の落した学ランをノールックで取るという距離感。打ち合わせもしなかったのですが、自然とマイキーとドラケンの関係性が出たなと思います。あのシーンを撮っているときはエモくなっていました」と明かした。吉沢の話を横で聞いていた山田は「吉沢亮が密かにエモく感じていてくれたことに、今“エモく”なっています」と照れ笑いすると、吉沢は「エモかったよ」と山田にささやくように話していた。