女性が選ぶ転職したい会社ランキング上位50社発表 コロナ禍の生活を支えた企業が躍進
転職サービス「doda(デューダ)」が、22~59歳のビジネスパーソン5003人を対象に「転職したい会社」を調査。「女性が選ぶ転職したい会社ランキング上位50社」を発表した。
4位「ソニー」は昨年より7ランクアップ
転職サービス「doda(デューダ)」が、22~59歳のビジネスパーソン5003人を対象に「転職したい会社」を調査。「女性が選ぶ転職したい会社ランキング上位50社」を発表した。
2月10日から16日の期間、22歳~59歳の男女(※女性の回答をピックアップしてランキング選定)を対象にインターネット調査を実施。投票者が転職を希望する企業を自由形式で1位から3位まで記入。持ち点10ポイントの中から、それぞれの企業への志望度合いに応じて自由にポイントを振り分けた。
その結果、1位に輝いたのは「グーグル」で、2位に圧倒的なポイント差をつけた。投票理由には「グローバルなIT企業で働いてみたい」「ホワイト企業と聞くし、世界を代表する大手企業がどんな感じなのか経験してみたい」「成長性のある企業だと思うから」といったコメントが並んだ。
2位の「トヨタ自動車」は、「日本を代表する大企業」「コロナ禍でも工夫をして売り上げや業績を拡大していて、活気がある」「メディアで見る社長や経営陣が魅力的」など、会社の挑戦や取り組みに好感を持つコメントが多く見られる。
3位の「楽天」は、「いろいろなことにチャレンジして成長している会社、自分も成長できそう」「次々と新しいサービスを生み出す現場を見てみたい」など多角的な事業の広がりへの期待を寄せるコメントが寄せられた。
4位にランクインした「ソニー」は昨年より7ランクアップ。2021年3月期の決算では過去最高益、特にゲーム、音楽、映画などのエンタメ事業が好調で、人々の注目を集めている。
「新型コロナウイルスの感染拡大を機に、転職したい(働いてみたい)企業を選ぶ理由は変化しましたか?」という質問に対して、女性回答者の約3割が「変化があった」。中でも「安心して働けそう」「安定して長く働けそう」「柔軟な働き方ができそう(テレワークやリモートワークなど)」という点を重視する傾向が見られる。また、コロナ禍の自粛生活を身近で支えた企業が昨年から大幅ランクアップしている。