佐藤寛太、カメラマン北村匠海との撮影秘話明かす 「匠海の言葉に泣ける思い」
劇団EXILEの佐藤寛太が16日、都内でパーソナルブック「NEXT BREAK(ネクストブレイク)」(ワニブックス)の発売記念取材会を行った。
初パーソナルブックを発売 特殊メイクやお笑いにも挑戦
劇団EXILEの佐藤寛太が16日、都内でパーソナルブック「NEXT BREAK(ネクストブレイク)」(ワニブックス)の発売記念取材会を行った。
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自身初となるパーソナルブックのタイトルについて、「僕デビューとして7年目になるんですけど、デビュー当初からずっと『ネクストブレーク俳優』というふうに紹介していただいたので、そろそろ自分で名乗っていいかなと思って、タイトルを付けました」と説明した。
カメラマンは親友の俳優・北村匠海(DISH//)をはじめ、アーティストのジャケット写真など多方面で活躍する写真家3人を起用し、計4人のカメラマンがさまざまな佐藤の表情を切り取った。北村との撮影は海岸沿いの港町や砂浜で行ったそうで、「最初は、匠海から『走ってくれ、飛んでくれ』など、オーダーを言われて恥ずかしかったんですけど、だんだん被写体とカメラマンっていう関係だけど、会って飲んで話すよりも濃い時間が過ごせました」と振り返った。
また、当初予定にはなかったそうだが、北村が写真1枚1枚に一言ずつ文章を付けたそうで、「泣ける思いです。ワードセンスが良くて、字がきれい。人の優しさに触れた気がして、心があたたかくなりました。匠海の言葉は、芯を打っているというか人の心を捉える能力がありますね」と笑みを浮かべた。
作品には、“年上女性に養われているクズヒモ男”など、ファン投票で人気だった設定5役を演じた「私のカレ」、なぜか特殊メイクやお笑いに挑戦した7つの修業コーナーも収録。
1~2ページの特殊メイクの撮影に丸一日費やしたという。佐藤は「毎回3時間かけてメイクチェンジがありました」と苦労を明かし、「カメラマンの大野さんの撮影では、雪山だったりスタジオだったり、いろいろなロケーションで撮影してもらったのですが、『自分ってこんなにいい顔してるんだ』って、思いました。本当に素敵な瞬間を切り取っていただきました。カメラマンさんによって、こんなに表情が変わるんだと感じた」と感慨深い様子で話した。
1冊の中にいろんな姿を凝縮した作品の出来栄えに佐藤は、「1000点ぐらいです」と自信をのぞかせ、「本当に人様の力で出来上がった作品なので、感謝しかないです。1人の人間が分かる読み物としても面白い作品になっていると思います」と笑顔で作品をアピール。
取材会の最後には16日に25歳の誕生日を迎えた佐藤に、サプライズで写真入り特製ケーキが用意された。佐藤は「これまでと変わらず楽しいと思うことに挑戦したい」と意気込みを語った。