LDH、格闘家育成プロジェクト始動 HIRO「夢やセカンドキャリア、未来に貢献できたら」
EXILEや三代目 J SOUL BRTOTHERSが所属するLDHのグループ会社で、トレーニングジムの展開や格闘技イベントを手掛けるLDH martial artsが、夢を追う格闘家を応援する新たな企画「格闘家育成プロジェクト」を始動させることが決まった。
格闘家の夢を応援…LDH martial arts「格闘家育成プロジェクト」
EXILEや三代目 J SOUL BRTOTHERSが所属するLDHのグループ会社で、トレーニングジムの展開や格闘技イベントを手掛けるLDH martial artsが、夢を追う格闘家を応援する新たな企画「格闘家育成プロジェクト」を始動させることが決まった。
LDHではこれまでも、アーティスト発掘のオーディションをはじめ、小学生のフットサル大会「EXILE CUP」や小中学生のダンス大会「DANCE CUP」など、子どもたちや若者の夢を応援することを目的としたさまざまなプロジェクトを立ち上げてきた。格闘家の夢を応援するプロジェクトは今回が初めてだ。
同プロジェクトはLDHのチーフ・クリエーティブ・ディレクターとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきたEXILE HIROが発起人となり、LDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王座の高谷裕之、世界最高峰の総合格闘技団体UFCでタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信が中心となり、世界の頂点を夢見るダイヤの原石を発掘し世界トップレベルを知る高谷や岡見らが育成をしていく。
さらにLDHが培ってきたエンターテインメントを格闘技と融合させ、格闘技ファンのみならず幅広い世代を視野に入れたイベントなども計画している。LDHアーティストもプロジェクトに参画予定で、新たな格闘技エンターテインメントを創造しながら「世界の頂点を目指す日本人格闘家を輩出すること」を目的に掲げたプロジェクトとなっている。
また、今回のプロジェクトにはもう一つの目的がある。体を資本とする格闘家は、現役として最前線で活躍できる時間も限られている。高谷も2020年に現役を退いたが、現在ではLDH martial artsの代表として格闘技やトレーニングの事業を手掛けているように、第一線を退いた格闘家が指導者やイベントプロデュースといった新たなステージに挑戦し活躍できる環境を開拓することで、格闘家の未来も応援していきたいという思いもある。
1990年代後半から2000年代中盤にかけて行われた「PRIDE」で日本の総合格闘技ブームに火がつき、全盛期を迎えた日本の総合格闘技は世界をリードしてきた。しかし、00年代後半以降、米国の総合格闘技団体UFCが実力・人気ともに世界最高峰の舞台となった。今では米国のプロバスケットボール・リーグのNBA選手やプロアメリカンフットボール・リーグのNFL選手と並び、UFC選手は一流アスリートとして称されており、トップ選手の1試合のファイトマネーは5億円を超えると言われている。
総合格闘技全盛期の熱狂や興奮をもう一度呼び起こすため、格闘技に人生を捧げた若者たちの夢を応援する一大プロジェクトが、2021年いよいよ立ち上がる。