全員参加MVで見せたSKE48の未来 松井珠理奈卒業後も「絶対にいいほうに行く」

アイドルグループ「SKE48」が2月3日に、松井珠理奈の卒業シングルとなる「恋落ちフラグ」をリリース。発売記念インタビューの第3回では、荒井優希、江籠裕奈、鎌田菜月、熊崎晴香、高畑結希に、今作の魅力を語ってもらった。

SKE48メンバーの(左から)荒井優希、高畑結希、熊崎晴香、江籠裕奈、鎌田菜月【写真:山口比佐夫】
SKE48メンバーの(左から)荒井優希、高畑結希、熊崎晴香、江籠裕奈、鎌田菜月【写真:山口比佐夫】

SKE48「恋落ちフラグ」特別インタビュー第3回〈全5回〉

 アイドルグループ「SKE48」が2月3日に、松井珠理奈の卒業シングルとなる「恋落ちフラグ」をリリース。発売記念インタビューの第3回では、荒井優希、江籠裕奈、鎌田菜月、熊崎晴香、高畑結希に、今作の魅力を語ってもらった。(取材・構成=イシイヒデキ)

――前作から1年以上期間が空いてのニューシングル発売となりました。

江籠「昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、思うような活動ができなかったのですが、10月に12周年記念ライブを開催することができました。そこでニューシングル発売の発表があり、新曲出せるんだ! という喜びが1番大きかったです」

――今作は、松井珠理奈さんの卒業シングルとなります。

荒井「曲調が明るくて、寂しさを一切感じさせない歌詞になっています。ダンスでは、バイバイダンスという振り付けがあり、みんなで珠理奈さんを見送る素敵な曲で、すでに大好きな曲です」

熊崎「衣装の袖に旗をイメージした装飾が付いていて、それがバイバイダンスの時に揺れて、旗を持って応援しているように見えます。たくさん、こだわりが詰まった作品です」

高畑「サビには長い英語の歌詞があって、珠理奈さんは海外のファンの方もたくさんいるので、世界に珠理奈さんの思いが伝わると思いました。歌詞は、『恋落ちフラグ』というタイトルだけあって、少女漫画のような世界になっていて、めちゃくちゃかわいいです」

鎌田「表題曲をメンバー全員で歌えるというのは大きな意味があり、珠理奈さんから私たちメンバーへの1つの贈り物なんだと感じています。ミュージックビデオ(MV)も6チームに分かれての撮影で、メンバーそれぞれの個性を生かして撮影することができました。全員を引き立てようとしてくださる珠理奈さんの優しさを感じました」

――高畑さんは、クールなダンスを見せるチームでパフォーマンスしました。

高畑「(12thシングルのカップリング曲)『JYURI-JYURI BABY』という楽曲の衣装を着させていただき、ダンスは金城ふ頭の駐車場と階段を使って撮影しました。過去のMVとリンクする部分があるので、ファンの皆さんにはエモさを感じていただけると思います」

――荒井さんもクールチームでパフォーマンスをしました。

荒井「クールチームが登場するのは、カワイイチームの後で、サビにつながる部分でもあります。若いメンバーが多いのですが、表情や目線の作り方にも注意して、パフォーマンスしました。ぜひ、1人ひとりの表情に注目していただきたいです」

――熊崎さんは元気チームでした。

熊崎「元気チームは2サビを任せていただいたのですが、2サビにはセンターであるおじゅり(松井のニックネーム)がいませんでした。センターの方がいないということで、より気を引き締めてパフォーマンスをしましたし、『私たちがSKE48の未来だ!』という思いを込めて、元気っ子チームらしく、思いっきりはしゃいで、とにかく楽しいことを表現できました」

――鎌田さんのチームはいかがでしょうか。

鎌田「形をひとつずつ大事にして踊るというテーマがあり、みんなで鏡を見て動きをシンクロさせ、そこで正解を見つけて踊りました。クラシックバレエ経験者のあかりんさん(須田亜香里)と惣田ちゃん(惣田紗莉渚)が対で踊って、いい感じにバチバチしているのも注目ポイントのひとつですね」

――江籠さんはカワイイチームですね。

江籠「私たちのチームは、ガラッと雰囲気が変わるくらいかわいらしい振り付けで、それぞれがかわいく見えるように踊ってほしい、と先生が言ってくださいました。自分の思うかわいいをたくさん出せたと思いますし、撮影中もたくさんかわいいと言ってもらえて、すごく気分がよかったです(笑)」

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