TOKIO城島&桝アナ、東京湾“立ち入り禁止”エリアを大調査 防衛省・財務省が特別許可
2021年1月1日午後6時から放送の「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」(日本テレビ系)は、テレビ初となる東京湾に浮かぶ軍事機密施設への撮影を敢行する。人気コーナー「DASH海岸」で、東京湾にある“幻の地”、民間人立ち入り禁止のエリアに防衛省・財務省からテレビ初となる特別許可を得て、独占調査を行う。
「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」 人脈食堂SPでは「TOKIOと櫻井翔が作る“俺達のおせち料理”」も
2021年1月1日午後6時から放送の「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」(日本テレビ系)は、テレビ初となる東京湾に浮かぶ軍事機密施設への撮影を敢行する。人気コーナー「DASH海岸」で、東京湾にある“幻の地”、民間人立ち入り禁止のエリアに防衛省・財務省からテレビ初となる特別許可を得て、独占調査を行う。
海上自衛隊が厳重に管理する神奈川県横須賀市内、海岸沿いの一角。スマートフォンの地図を見てみても、その場所は空白だ。そんな民間人立ち入り禁止のエリアを調査したいと、ダメもとで交渉したところ……まさかの特別許可が。そして、2020年の年の瀬、緊張の面持ちの「TOKIO」城島茂と桝太一アナウンサーが、海上自衛隊の隊員によって厳しく閉ざされた門をくぐり、その内部へ。そこは、旧陸軍が残した砲台や謎の穴が点在し、その先には100年以上、研究者すら入ったことのない手つかずの自然が残された海岸があった。
現場にいた誰もが息をのんだのは、海岸の奥にそびえる旧陸軍の最高機密「東京湾要塞 海上聴測所」。100年近く手つかずの自然環境と歴史遺産がひっそりと残る東京湾の一角を、ついに、城島と桝アナが率いる「DASH海岸チーム」が陸上からと潜水で徹底調査。2021年元日、まだ誰も見たことのない“古の東京湾”がその姿を現す。
東京湾要塞・観音崎砲のロケ。海上自衛隊が厳重に警備する入口に到着すると、まず顔と名前の確認。点呼をとったらいよいよ立ち入り禁止エリアへ潜入。カメラの前に姿を現したのは、「観音崎第3砲台」だ。これは、明治初期に海外からの船の侵入を防ぎ、東京湾を守るために作られた東京湾要塞最初の施設だ。しかも、目の前にある大砲は、いまも現役。外国からの賓客が到着した際には海上自衛隊が敬意を表明する礼砲を撃つという。この砲台のある場所からは、横浜にあるDASH海岸、千葉・館山など、東京湾が一望できる。
さらに、観音崎砲台から険しい道を越えてたどり着いたのは……明治初期から100年以上手つかずの海岸だ。ここには民間人はもちろん、研究者や自衛隊関係者も足を踏み入れてはいけない。100年近く手つかずの自然環境が残る東京湾の一角には、海洋生物研究者も腰を抜かす生き物の数々。磯で見つけたタコブネの殻やウメボシイソギンチャクなど、まさに宝の山だった。
さらに、DASH海岸だけではなく、「人脈食堂SP~TOKIOと櫻井翔が作る“俺達のおせち料理”」や、「三陸鉄道 VS DASH自転車チーム リレー対決」など、お正月から盛りだくさんの内容だ。
城島は「地図にも載らないエリアには100年以上守られた海と多種多様な生命がありました。そして時代を物語る歴史的遺産はわれわれに無言のメッセージを伝えてくれました。政府協力のもと、実現した今回の元日DASH海岸!乞うご期待!!」と熱い思いを寄せた。
財務省関東財務局横須賀出張所の鶴田学所長は「DASH海岸は、自然環境の再生に関する取り組みとして大変素晴らしく、今回の番組の目的である『海域の歴史を学び、環境状況を調査する』ことについては、地域貢献が使命でもある財務局としても協力したいとの思いに至りました。今後とも、DASH海岸での取り組みが、日本の海の再生に寄与することを期待しています」とコメント。防衛省横須賀地方総監の杉本孝幸海将は「鉄腕ダッシュの中でも『DASH海岸』は非常に興味深く拝見させていただいており、その試みは海を仕事の場とするわれわれ海上自衛隊としても協力したいと思えるものでした。今回の調査が、日本の海を豊かにする一助となることを期待しています」としている。