大場美奈・山内鈴蘭が同期たちと再会 絆を確かめた「約束のAKB48 9期生公演」
突然の移籍発表から気づけば5年以上が経っていた――。2014年2月に行われた「AKB48グループ大組閣祭り」で、当時チームBに所属していた大場美奈と山内鈴蘭は姉妹グループSKE48への移籍が言い渡された。組閣以前からSKE48チームKⅡのメンバーを兼任していた大場は同チームに完全移籍。兼任経験のなかった山内はチームSのメンバーに。そんな2人が11月29日に秋葉原・AKB48劇場で開催された「AKB48 9期生10周年公演」に出演した。
「2年後また逢おう!」その約束が果たされた9期生公演
突然の移籍発表から気づけば5年以上が経っていた――。2014年2月に行われた「AKB48グループ大組閣祭り」で、当時チームBに所属していた大場美奈と山内鈴蘭は姉妹グループSKE48への移籍が言い渡された。組閣以前からSKE48チームKⅡのメンバーを兼任していた大場は同チームに完全移籍。兼任経験のなかった山内はチームSのメンバーに。そんな2人が11月29日に秋葉原・AKB48劇場で開催された「AKB48 9期生10周年公演」に出演した。
2009年に行われた研究生オーディションに合格し、同年11月15日の「アイドルの夜明け」特別公演で劇場デビューを果たしたAKB48の9期生メンバーたち。そのデビューから10年が経ち、現役メンバーとして活動するのは大場と山内、そして現在もAKB48に所属する横山由依の3人のみとなっていた。
今回の9期生公演は“約束の公演”だ。9期生での劇場公演は2017年11月2日以来で、その時のサブタイトルは「2年後また逢おう!」。これは当時、卒業を直前に控えた島田晴香が考え、「9期生が(デビューから)10周年を迎える2年後、今日はいない同期生も含めて何かできたらいいな」という願いからだった。そう願った島田はもちろん、同じく卒業生の竹内美宥、永尾まりやも駆けつけ、6名での10周年記念公演となった。
現在はSKE48でアイドルとしての使命を担っている大場と山内だが、アイドルの原点はAKB48劇場。栄の劇場もいいが、秋葉原の劇場も似合っている。2年ぶりの9期生公演は「長い光」で幕を開け、2曲目の「君と虹と太陽と」は大場がセンターでパフォーマンス。3曲目の「Seventeen」では山内が弾ける笑顔で愛を振りまく。4曲目に披露されたのは「走れ!ペンギン」。この曲は大場がキャプテンを務めた初代チーム4の楽曲で、2013年の「AKB48リクエストアワー」で1位に輝いた9期生にとって特別な曲だ。この日を待ちわびたファンの熱いコールも重なり、9期生があの頃と変わらない輝きを放った。