南果歩、渡部建会見に「よくないことが起きた後はいいことある」とエール

女優の南果歩が4日、東京・渋谷PARCOのミュージアムトーキョーで行われた「最果タヒ展」開催記念トーク朗読イベントに出席した。

「最果タヒ展」開催記念トーク朗読イベントに出席した南果歩【写真:ENCOUNT編集部】
「最果タヒ展」開催記念トーク朗読イベントに出席した南果歩【写真:ENCOUNT編集部】

「最果タヒ展」開催記念の朗読イベントで「タヒさんは詩のバンクシー」と絶賛

 女優の南果歩が4日、東京・渋谷PARCOのミュージアムトーキョーで行われた「最果タヒ展」開催記念トーク朗読イベントに出席した。

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 南は2008年に第一詩集「グッドモーニング」で中原中也賞を受賞した現代詩人、最果タヒ氏の大ファンとして出席し、約20人の来場客を前にタヒ氏の詩を凛々しい声で朗読し感動を届けた。

 朗読イベント中に言葉の大切さについて何度も語った南は、報道陣から3日夜に行われたアンジャッシュ・渡部建の謝罪会見の言葉について感想を求められると「人生、いろいろなことが起きる。最後の最後でプラスマイナスゼロになることも」と人生の厳しさを語る一方、「よくないことが起きた後は、いいことがあると思うから、それぞれの分野でやり続けて頑張るしかないかなと思います」とエールを送った。

 この日、南はイベントで「自分のために詩を読んで自分に聞いてもらっている。不思議な光景です」と詩の世界にハマっていることを告白。タヒ氏の詩の世界観については「タヒさんの言葉はドライな感じがしますが、言葉のディスタンスは必要。優しい言葉が返って人を傷つけることもある」と絶賛していた。

 また、2020年の感想を聞かれると「長くもあり、短くもあり、世界中のみんなが同じ感覚で駆け抜けた1年だった」と振り返り、来年の抱負については「フィールドが広がるお仕事があります。詳しくは話せないけど、海外のお仕事です」と世界への飛躍をほのめかしていた。

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