安斉かれん独白、「M」で全部が変わった2020年「激動な感じ」
安斉かれんが、7作目となるシングル「Secret Love」を配信リリース。現在放送中のMBSドラマ特区「社内マリッジハニー」(毎週木曜深夜0時59分~)のオープニング主題歌として起用されている今作は、安斉が作詞を手掛け、これまで発表した作品中、最もキラキラとした“ガールズ・ポップ”に仕上がった。2020年は、ドラマ「M 愛すべき人がいて」の主演がきっかけで、彼女にとって激動とも言える大きな飛躍の年となったが、活動の中心であるアーティストとしては、これまでと変わらず1段ずつしっかりと階段を登っている様子がインタビューから伝わってくる。
初挑戦のラジオMC「もう楽しくって」
安斉かれんが、7作目となるシングル「Secret Love」を配信リリース。現在放送中のMBSドラマ特区「社内マリッジハニー」(毎週木曜深夜0時59分~)のオープニング主題歌として起用されている今作は、安斉が作詞を手掛け、これまで発表した作品中、最もキラキラとした“ガールズ・ポップ”に仕上がった。2020年は、ドラマ「M 愛すべき人がいて」の主演がきっかけで、彼女にとって激動とも言える大きな飛躍の年となったが、活動の中心であるアーティストとしては、これまでと変わらず1段ずつしっかりと階段を登っている様子がインタビューから伝わってくる。(取材・文=福嶋剛)
――前回のインタビューから3か月たちましたが、その後も新しいことにどんどん挑戦していて。ラジオのレギュラー番組「てくてくかれんだー」(FMヨコハマ、毎週火曜午後6時20分~)も始まっていますね。
「はい。もうラジオが楽しくって。小さい頃からお父さんの車に乗せてもらうとラジオを聞かせてもらっていたので、昔からラジオをやりたかったんです」
――初MCとなりますが、やってみていかがですか?
「初めは緊張しましたが、生の声を届けられるのでアットホームな感じとか、テンション感だったり、人の温度が伝わるのがいいですね」
――しゃべりは慣れましたか?
「素の自分を聞いてもらいたいって思っていて、あんまり上手にしゃべろうとは思っていなくて。それより番組を聞いてくれているリスナーさんとの会話を楽しみたいなって、考えています」
――安斉かれんらしさを出そうと?
「そう。私は“かれん節”って言ってます(笑)。この前は、リスナーさんの質問コーナーをゆる~い感じでやったんですけど(笑)。 それに選曲する音楽はも全部自分で決めていますから」
――ペットの質問にも答えていましたね。犬の「ゼロ」ちゃん、ハムスターの「社長」さん、観賞魚の「るるる」ちゃんはお元気ですか?
「元気ですよ。『るるる』ちゃんは2作目『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』のMVにも出演してます」
――前作「GAL-TRAP」は、初めての作曲に挑戦しました。振り返ってみていかがでしたか?
「もともと作曲したいという話をしていて、『それじゃあリリースを考える前にまずは楽しく作ってみようか?』ってそんな感じで、とりあえずスタジオに1日こもって作曲してみたんです」
――曲はどうやって作っていきましたか?
「スタジオで、プロデューサーさんに『こういう楽曲をつくりたい!』と伝えながら、トラックの大枠を作ってってもらって、私が歌ってメロディーを乗せたり、それにアレンジを加えて『どれがいい?』って、みんなでワイワイ話しながら進めていきました。この曲には“ささやき”とか、“ため息”とか口笛も入っていて、そういう効果音とかいろんな音をその場で録って。最後に歌詞をつけました。出来上がった曲を聞いたら『リリースしちゃおうか?』みたいな感じになって。すごく楽しくリラックスして作った曲なんです」
――作曲はこれからもやっていきたい?
「はい。もっと作りに参加して行きたいです」