「PFFアワード2026」グランプリは『隣に』26歳・清家天監督 審査委員の若葉竜也「評価される側の人間なのですごく難しかった」

俳優の若葉竜也、映画監督の天野千尋氏、奥山大史氏、撮影監督の河津太郎氏、映画プロデューサーの福間美由紀氏が28日、都内で行われた「第48回ぴあフィルムフェスティバル2026 コンペティション『PFF アワード2026』」表彰式に出席。グランプリ、映画ファン賞(ぴあニスト賞)は『隣に』(33分)の清家天監督(26歳/フリーランス)に決定した。

表彰式に出席した若葉竜也(左)【写真:ENCOUNT編集部】
表彰式に出席した若葉竜也(左)【写真:ENCOUNT編集部】

グランプリは賞金100万円

 俳優の若葉竜也、映画監督の天野千尋氏、奥山大史氏、撮影監督の河津太郎氏、映画プロデューサーの福間美由紀氏が28日、都内で行われた「第48回ぴあフィルムフェスティバル2026 コンペティション『PFF アワード2026』」表彰式に出席。グランプリ、映画ファン賞(ぴあニスト賞)は『隣に』(33分)の清家天監督(26歳/フリーランス)に決定した。

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「PFF アワード」は、1977年にスタートした、映画監督を目指す若者たちの自主映画コンペティションとなり、昨年大ヒットを記録した『国宝』の李相日監督など、これまでに200人を超えるプロの映画監督を輩出してきた。

 本年は、史上2番目となる834本もの応募数から入選を果たした23作品が映画祭で上映され、表彰式で審査員5人らによりグランプリ他各賞が発表された。グランプリは賞金100万円。グランプリ受賞作は10月26日から開催される「第39回東京国際映画祭」で特別上映が決定している。

 グランプリは『隣に』の清家監督に決定。「PFF アワード2026」の審査員でグランプリのプレゼンターを務めた若葉は「僕は普段、評価される側の人間なのですごく難しかったんですけど、自分が1本しか出演することができない。どれにするかという過程で見た時に、『隣に』清家監督の作品に1番参加してみたいと思いました」と審査を振り返った。

 清家監督は「改めて、脚本は大変だけど楽しい。意外だったのが、お客さんこんなに笑ってくれるんだって……。こんなにたくさんの人に見てもらえるんだっていう喜びもありました。まだ信じられないです。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちをあらわにした。

 準グランプリ(賞金20万円)は『The Perfect Body』(30分)監督:中島きり(17歳/石川県立金沢泉丘高等学校)。審査員特別賞(賞金10万円)は『わからなくていいよ!』(57分)監督:芝田日菜(25歳/東京藝術大学大学院 先端芸術表現科)、『そしてナイフを手にした』(12分)監督:クワ(29歳/東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻)、『輪郭』(29分)監督:初見弘貴(34歳/会社員)が受賞した。

 観客賞は『ジョージのハッピーロマンス』(53分)監督:市川雄大(24歳/フリーター)、Soaring Together賞(JAL賞)は『ペルソナと俺』(23分)監督:藤井智也(17歳/東京都立工芸高等学校 グラフィックアーツ科)、映画ファン賞(ぴあニスト賞)は『隣に』(33分)監督:清家天(26歳/フリーランス)、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)は『薄情なゲーム』(63分)監督:溝手連(22歳/日本大学 芸術学部)に決定した。

「PFF アワード 2026」入選作品(23本)-グランプリは誰の手に-

作品名五十音順。年齢は応募時、職業(学校名)は制作時のもの

『A New Town』(41分)監督:小池勇瀬(22歳/東京都立大学 人文学科)
『おむかえ』(27分)監督:三宅美和子(25歳/早稲田大学 文化構想学部)
『ささげにささげて』(14分)監督:早川永納(25歳/ENBU ゼミナール 映画監督コース)
『THANK』(32分)監督:稲川悠司(28歳/無職)
『The Perfect Body』(30分)監督:中島きり(17歳/石川県立金沢泉丘高等学校)
『自由研究事変』(28分)監督:松林美和(22歳/大阪芸術大学 映像学科アートアニメーションコース)
『ジョージのハッピーロマンス』(53分)監督:市川雄大(24歳/フリーター)
『切ない後悔』(14分)監督:チョン・ワニ(23歳/弘益大学 フィルム&アニメーション)
『そしてナイフを手にした』(12分)監督:クワ(29歳/東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻)
『隣に』(33分)監督:清家天(26歳/フリーランス)
『夏と修羅』(44分)監督:川村圭乃(17歳/高知学芸高校 映画研究部)
『残るものについて』(12分)監督:屋鋪柚人(23歳/武蔵野美術大学 映像学科)
『薄情なゲーム』(63分)監督:溝手連(22歳/日本大学 芸術学部)
『母、長く赤い夜』(15分)監督:若林みちる(25歳/武蔵野美術大学大学院 映像・写真コース)
『BADLAND』(82分)監督:一色咲良(24歳/東京造形大学 造形学部)
『パリ杉並区』(11分)監督:澁谷桂一(34歳/フリーター)
『火鉢』(44分)監督:中尾和空(22歳/武蔵野美術大学 映像学科)
『ブルーな蛸の日』(22分)監督:脇沙里亜(28歳/すいどーばた美術学院 彫刻科)
『ペルソナと俺』(23分)監督:藤井智也(17歳/東京都立工芸高等学校 グラフィックアーツ科)
『四次元悪魔』(11分)監督:薛大勇(25歳/東京藝術大学 先端芸術表現科)
『夜のバカンス』(54分)監督:福島大我(27歳/会社員)
『輪郭』(29分)監督:初見弘貴(34歳/会社員)
『わからなくていいよ!』(57分)監督:芝田日菜(25歳/東京藝術大学大学院 先端芸術表現科)

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