六代目三遊亭円楽の弟子…小円楽&伸空に好楽太鼓判「どんな芸人に化けるのか」

三遊亭楽天改め二代目三遊亭小円楽(50)と三遊亭楽八改め三遊亭伸空(46)が21日、都内で行われた落語会「五代目圓楽一門会~新たな船出~」で真打ち昇進披露口上を行った。2人とも日本テレビ系『笑点』の大喜利メンバーだった六代目三遊亭円楽師匠(2022年9月30日死去)の弟子として落語家人生を始めた。あの世の円楽師匠に「まだまだだなって言われそうです」と小円楽。伸空も「お前ごときが」と笑わせ、会見を和ませた。

会見に登壇した三遊亭楽磨呂、三遊亭好楽、三遊亭伸空、三遊亭小円楽、三遊亭圓空(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇した三遊亭楽磨呂、三遊亭好楽、三遊亭伸空、三遊亭小円楽、三遊亭圓空(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

亡き師匠の小言を連想「まだまだだな」と小円楽「お前ごときか」と伸空

 三遊亭楽天改め二代目三遊亭小円楽(50)と三遊亭楽八改め三遊亭伸空(46)が21日、都内で行われた落語会「五代目圓楽一門会~新たな船出~」で真打ち昇進披露口上を行った。2人とも日本テレビ系『笑点』の大喜利メンバーだった六代目三遊亭円楽師匠(2022年9月30日死去)の弟子として落語家人生を始めた。あの世の円楽師匠に「まだまだだなって言われそうです」と小円楽。伸空も「お前ごときが」と笑わせ、会見を和ませた。(取材・文=渡邉寧久)

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 小円楽は今年4月、伸空は9月に真打ちに昇進したばかり。

 会見に並んだ一門の顧問の三遊亭好楽(80)は「まったく性格が違う、味わいが違っておもしろい2人。小円楽師匠はふくよかで温かい。この人が高座に上がると得した気分になる。持って生まれたもの。伸空は踊りの名手、名取です。伸び伸びやってくれるのが五代目円楽一門会の神髄、これからどんな芸人に化けるのか楽しみです」と2人に今後に期待した。

 六代目円楽師匠の死後、2人を預かった三遊亭圓空師匠は「六代目(円楽師匠)が亡くなりまして、気分的には監督がちょっといなくなったんで、ヘッドコーチが預かっている心持ちでいます」と立場を伝え「大変に性格がおもしろうございました。最初見たときはぼーっとしたこの子が意外に努力家で頑張っていたりする(=小円楽のこと)。伸空の方は自分の許容量以上に物事を請け負っちゃうタイプ。芸事には貪欲で、太鼓や笛を弟弟子に教える立場で、一門でも大切にしたい」と若手の2人を紹介した。

 師匠から小円楽という名跡を譲り受けた小円楽は「再入門の時に師匠が『何をしたいんだ』と言われ、一門会をしたい、親子会をしたい、いずれ師匠の名前を継ぎたい、と。数十年後かなと思っていたら真打ち昇進と同時に継いじゃえと。非常にありがたいです」と感謝(小円楽を弟子に譲った先代小円楽は、圓空になった)。「五代目円楽一門会に恥じぬ噺家になりたい。51歳なので、そんなに残り時間はないのですが、あの人がいてよかったね、という噺家になりたい」と目標を掲げた。

 伸空は「昨年3月に親父が亡くなりまして、親父に届くように空まで伸びる名前ということで伸空にしました。空に向かって芸が伸びるよう頑張っていきたいと思います」と誓った上で「弟子として入門したいと言ってもらえる真打ちになりたい」と表情を引き締めた。

 今月30日は、2人の最初の師匠・六代目三遊亭円楽の命日にあたる。

 小円楽は「噺家にさせていただいた師匠でございますので、できれば見ていただきたかったなという気持ちはあるんでございますが、天から見守ってくれているんじゃないかなと信じている」としみじみ。「まだまだだなって言われていると思います」と小言好きだった師匠のひと言を想像した。

 伸空は「先の師匠には厳しく教わった、何をしてもしくじっていた」と振り返り「お前ごときかって言われていると思います」と故人をしのんだ。

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