Stray Kids、海外男性初の国立ライブで14万人動員「目を疑うほど広い」 東京ドーム3daysも発表【ライブレポ】
韓国の8人組ボーイズグループ・Stray Kidsが、日本で新たな歴史を刻んだ。8月29日、30日の両日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で、「Stray Kids World Tour <RUN IT JAPAN>」を開催した。海外男性アーティストでは初めて同競技場での単独ライブを実現し、2日間で14万人を動員した。両日とも全28曲を披露。4度目のワールドツアーで、公演タイトル通り全力で“走り抜けた”3時間となった。ENCOUNTでは、東京ドーム3daysの追加公演(11月6、7、8日)も発表された30日の模様をレポートする。

全力で走り抜けた3時間、28曲
韓国の8人組ボーイズグループ・Stray Kidsが、日本で新たな歴史を刻んだ。8月29日、30日の両日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で、「Stray Kids World Tour <RUN IT JAPAN>」を開催した。海外男性アーティストでは初めて同競技場での単独ライブを実現し、2日間で14万人を動員した。両日とも全28曲を披露。4度目のワールドツアーで、公演タイトル通り全力で“走り抜けた”3時間となった。ENCOUNTでは、東京ドーム3daysの追加公演(11月6、7、8日)も発表された30日の模様をレポートする。(取材・文=近藤加奈子)
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開始時刻になるとスクリーンに8人の姿が映し出された。その映像と連動しながら、ステージ上方から降りてくるように8人が登場した。瞬間、会場のSTAY(Stray Kidsファンの総称)が大歓声を上げた。その中で始まった『Hall of Fame』。重厚で攻撃的なサウンドと徐々に威圧感の増すパフォーマンスで客席をあおり、ラストで一気に熱量を上げた。
会場は縦に使い、アリーナ全体を外周ステージで囲んだ構造。8人はメインステージから時計回りにサブステージ、バックステージと移動しながらパフォーマンスを展開した。2017年のプレデビュー曲で「Stray Kidsの原点」とも言える『Hellevator』では、炎とフェンスに囲まれながら曲名の「Hell(地獄)」+「elevator(エレベーター)」のごとく地獄から這い上がっていく姿を表現し、曲間のパフォーマンスではリノとハンが向き合いながら走り抜け、歓喜の声が上がった。
序盤を終えると、メンバーは満員の景色を眺めながら「気持ち良いな~」と充実した表情を見せた。最初のMCでは初日公演が雨中で行われたことも踏まえて、各々が個性あふれる言葉でSTAYを楽しませた。
リノ「STAY本気で国立カボジャゴ(行こうぜ)!」
ハン「今日は国立競技場でSTAYと青春を歌いたいハンです」
アイエン「STAY、最後まで一緒に『こくり、チュして』」(メンバー「かわいい!」と反応)
フィリックス「やっと、サンシャインが見れそうですね。STAY I love you!」
バンチャン「今日は全力でRUN ITします! 途中で転んでも大丈夫です、男だから」
ヒョンジン「STAYのことがめちゃめちゃ本当本当本当本当に大好きなSTAYのことになるとバカになるSTAYバカのヒョンジンです。バカRACHA隊長です」
スンミン「どこを見渡してもSTAYでいっぱいですね。STAYに愛を告白します」
チャンビン「STAYの愛で肘が治ったチャンビンです」
『CREED』では、アリーナの客席から8人が登場。STAYの悲鳴が止まらない中、メンバーはアリーナを練り歩きながら歌い、ダークな雰囲気で会場を圧倒した。
メインステージで披露した『SLASH』『DIVINE』では、剣舞、スクリーンには韓国伝統絵画など、韓国の伝統文化を連想させる演出を展開した。さらにサブステージに移動しながら披露した『Thunderous』では、太鼓を使用したパフォーマンスを見せた。まるで、STAYを壮大な韓国ファンタジー作品に誘うようなステージだ。
時刻は午後6時過ぎ。バンチャンが「初めてライブで披露する曲です」と紹介すると、リノも「じゃあ、皆さん歌ってくださいね。約束~!」。そして、バンチャンが「次の曲を発表します。ちょっと待って!」と言い、Stray Kidsの日本語楽曲『just a little』を歌唱。これがライブでは世界初披露となった。そして、会場は夕焼けのように輝くオレンジのペンライトの光、スタジアムに流れ込む涼しい風も相まって、エモーショナルな雰囲気に包まれた。

国立が巨大なクラブに…花火も
カジュアルな衣装でメインステージに登場すると、最新曲『This & That』をエネルギッシュにパフォーマンス。『CEREMONY(Hip Hip Version)』では、昨年開催の音楽授賞式「2025 MAMA AWARDS」で大賞を受賞した際のパフォーマンスを彷彿とさせる圧巻のステージを見せた。STAYは一つになって歌い、叫び、瞬く間に国立は巨大なクラブ空間へと変貌。会場全体が熱狂の渦へと飲まれていく瞬間を見届け、最後は夜空に花火が打ち上がった。
STAYと一緒に花火を見届けると、スンミンは「本当にきれいな花火でしたね」と感動を伝え、リノは「花火がきれいですか? 僕たちがきれいですか?」と言い、STAYを笑顔にした。本編のラストを飾るのは、今回ツアーのテーマ曲『RUN IT』。リーダーのバンチャンが旗を掲げながら先頭に立ってパフォーマンスを開始し、最後はメンバーが外周ステージを全力疾走。楽曲の世界観を表現し、STAYも8人とともに走り抜けたようなそう快感に満たされた。
本編終了後は国立公演を祝う巨大なケーキが登場し、バンチャンは「結婚ケーキみたい」とコメント。ハンは「バンチャンさんと結婚したい人手を挙げてください!すみません、冗談です」とSTAYに呼びかけ笑いを誘った。アンコールでは、日本語楽曲の『宿命』を歌唱。こちらもライブでは世界初披露となった。そして、大盛況で幕を閉じたかと思わせながら、サプライズで東京ドーム3daysの追加公演を発表した。
最高のプレゼントにSTAYは再び歓喜し、8人がステージを去った後も幸せの余韻は続いた。世界を駆け抜けるStray Kidsの“RUN IT”はさらに続いていく。
<Stray Kidsメンバーのコメント>
「昨日も今日も思ったより涼しくなって少し安心しました。暑い中、僕たちの公演をSTAYが見るとなると、『体調は大丈夫かな?』とすごく心配だったんです。STAY大丈夫でしたか? STAYのために準備した国立競技場公演、思い切り楽しく遊び尽くしました。皆さん本当に感謝しています。最後に伝えたいです。国立競技場にいるSTAY本当にありがとう! また、会いましょう!」(フィリックス)
「今日はハン・ジソンの人生の中で永遠に記憶に残る1ページになったと思います。大好きなSTAYとこの場所で素敵な時間を過ごすことができて、『今まで頑張ってきて本当に良かったな』と思いました。何でもこなせるオールラウンダーのハン・ジソンが唯一できないことがあります。何だと思いますか? それはSTAYへの愛情表現を抑えることです。だから、今日は目いっぱい愛情表現しますね。STAY本当に大好きです! 今日は本当に楽しかったです。皆さん一緒に遊んでくれてありがとうございます」(ハン)
「国立競技場公演2日目が終わりました。生きていたらMUFGスタジアムで公演をする日が来るものなんですね。僕もメンバーもふわふわした気持ちでいます。『これが本当なのかな?』って実感が湧かないんです。ずっと変わらずに僕たちに会いに来てくださって本当に心から感謝しています。これが当たり前のことではないとよく分かっています。とにかく皆さんに感謝でいっぱいの気持ちです。この景色を目に焼き付けてもいいですか? 『じーーーっ』焼き付け完了! 今日は来てくださって本当にありがとうございました」(スンミン)
「昨年のエコパスタジアムもそうですが、国立競技場は目を疑うほど広くて本当に驚きました。こんなに広い会場を皆さんが隅から隅まで埋めてくれたことに心から感謝しています。スキズデビュー9年目ですね。8人でどんなことがあっても高いところに上り詰めていきます。僕たちがまた戻ってくるまで少し待っていてくださいね。大変な時や辛い時は僕たちを思い浮かべて嫌なことは全部忘れちゃってください。暑い中、本当にありがとうございました」(バンチャン)
○「Stray Kids World Tour
1. Hall of Fame
2. Hellevator
3. District 9
4. Side Effects
5. Double Knot
6. Back Door
7. MANIAC
8. God’s Menu
9. CREED
10. SLASH
11. DIVINE
12. Thunderous
13. just a little
14. I DO
15. BLIND SPOT
16. This & That
17. Do It
18. LALALALA
19. CEREMONY(Hip Hip Version)
20. Chk Chk Boom -Japanese ver.-
21. S-Class
22. RUN IT
23. Stray Kids
24. Phoenix
25. CASE 143 -Japanese ver.-
26. 宿命
27. Social Path(feat. LiSA)
28. MIROH
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