さだまさし、熊本地震に言及 故郷・長崎での災害経験から「みなさんからの手助けが本当に心に染みる」

シンガー・ソングライターのさだまさしが4日、都内で行われた「高校生ボランティア・アワード 2026~君の志を応援します~」開会式に出席した。

会式に出席したさだまさし【写真:ENCOUNT編集部】
会式に出席したさだまさし【写真:ENCOUNT編集部】

「高校生ボランティア・アワード 2026~君の志を応援します~」開会式

 シンガー・ソングライターのさだまさしが4日、都内で行われた「高校生ボランティア・アワード 2026~君の志を応援します~」開会式に出席した。

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 2011年の東日本大震災以降、被災した各地を訪れ復興支援コンサートを行ってきたさだは、さまざまな場所での支援や医療、福祉、災害支援に取り組む人々を応援するため、「風に立つライオン基金」を設立。本アワードは、ライオン基金が主催で、社会貢献活動を行う高校生団体を表彰するとともに、2日間の交流会を通じて、高校生による新たな活動の立ち上げをサポートしている。開会式には、お笑いコンビ・テツandトモも応援に駆けつけた。

 さだは、7月28日午後4時27分に発生した「令和8年熊本地震」を話題にあげ、「我々はインフラの整備、お手洗い、水、電気といったものは、手に負えません。少しみんなが落ち着いて、1か月、2か月たった頃に、『どうやったら人間の心は元気になるかな?』ということを応援していく、そんな活動をしています」とコメント。能登半島での支援活動も継続していることを説明し、「この活動は自分たちの思いを表現したいというよりも、この活動が続いてくれたらいいなという夢のような活動をしています。みなさんの募金で成り立っている活動ですので、限界はあるのですが、それでも頑張っていこうと思っています」と誓った。

 全国から集まった高校生たちへ向け、「一生懸命生きているあなた方の志は尊いと思っています。素晴らしい活動している。絶対にめげないでください。どんなことがあってもその志は正しいです。間違っていません」とメッセージ。「君たちの笑顔を見て、素晴らしい活動を見て、勇気をもらう大人がいっぱいいます。どうか、大人たちに勇気を与えてください」と呼び掛けた。

 開会式終了後の囲み取材では、自身の出身地が長崎県であることから、「長崎と熊本は隣同士の県ですし、同じ地盤ですので、熊本が揺れたら長崎も揺れる」と話し、「長崎は水害や普賢岳の噴火災害がありました。そういう経験をすると、みなさんからの手助けが本当に心に染みるんです。そういう経験から災害地に出掛けるようになりました」と言及。「感じることは、行政のフォローは早くなっています。インフラもかなり早く復旧しています。水はどうしようもないのですが、電気も早く復旧して、新幹線も熊本から博多まで戻っています。昔でいう災害支援、足りない水を送る、食べ物を送る、炊き出しに出るというのは、さほど重要ではなくなってきている」と支援の在り方の変化を語った。

「一番大事なのは心のケア」と強調すると、「これから少し落ち着いた時に、どんな心のケアができるかのか、みんなで相談しています」と明かした。

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