ナム・ジュヒョク、除隊後復帰作に『トングン』を選んだ理由「導かれるように…」 ミステリー時代劇で新境地
韓国人俳優のナム・ジュヒョクとノ・ユンソが共演するNetflixシリーズ『トングン -呪いの宮-』が、今月17日より世界独占配信されている。除隊後の復帰作でこれまでとは異なるジャンルに挑んだジュヒョクと、デビュー後初の時代劇に臨んだユンソ。このほど、2人にオンラインでインタビューを行い、役作りやアクション撮影の舞台裏について聞いた。

Netflixシリーズ『トングン -呪いの宮-』が世界独占配信中 ノ・ユンソと2Sインタビュー
韓国人俳優のナム・ジュヒョクとノ・ユンソが共演するNetflixシリーズ『トングン -呪いの宮-』が、今月17日より世界独占配信されている。除隊後の復帰作でこれまでとは異なるジャンルに挑んだジュヒョクと、デビュー後初の時代劇に臨んだユンソ。このほど、2人にオンラインでインタビューを行い、役作りやアクション撮影の舞台裏について聞いた。(取材・文=猪俣創平)
【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継
同作は、霊界に入ることができる男・グチョン(ジュヒョク)と、死霊の声を聞く力を持つ宮女・センガン(ユンソ)が、王の命を受けて呪われた東宮へ足を踏み入れ、宮殿に隠された恐ろしい秘密に迫るミステリー×ファンタジー時代劇。怪異がうごめく世界観や迫力あるアクションに加え、対照的な2人の掛け合いも見どころとなっている。
――ジュヒョクさんにとっては前作『ヴィジランテ』以来、約2年半ぶりとなる除隊後復帰作で、ノ・ユンソさんは初めての時代劇です。出演を決めた理由を教えてください。
ジュヒョク「僕が『トングン -呪いの宮-』への出演を決めた大きな理由の一つは、20代の頃に出演していた作品とは異なるジャンルだったことです。『トングン -呪いの宮-』には、霊界や幽霊、キメといった多彩な要素が盛り込まれています。僕は導かれるようにこの作品を選びました。結果として、待っていてくださったファンの皆さんにも、楽しい見どころを届けられる作品に仕上がったのではないかと思います」
ユンソ「台本を読んだ時、ストーリーがとても豊かで、迫力あるアクションをはじめ、これまで見たことのないようなシーンが多いと思いました。『これがどのように具現化されるのだろう』『この幽霊はどう表現されるのだろう』という好奇心が想像力を刺激してくれて、とても魅力的に感じました。時代劇もファンタジーも、私にとって初めてのジャンルです。最初はプレッシャーもあり、怖い気持ちもありました。ただ、この作品に体当たりで臨み、最後までやり遂げれば、たくさんのことを学べると思いました。挑戦してみよう、面白そうだという気持ちで出演を決めました」
――霊界を行き来するグチョンと、死霊の声を聞くセンガンを、それぞれどのような人物として解釈しましたか。演じる上で意識したことも教えてください。
ジュヒョク「役作りで意識したのは、どうしたら現代劇で演じるキャラクターよりも、くだけた姿を見せられるかということでした。グチョンという人物はくだけていて、よく動き、活動的だと思ったので、そんな姿を見せたくて、キャラクターについて深く考えました。実際に撮影現場に行ってみると、僕の演じる動線があり、周りに見える風景があったので、よりくだけた姿を見せるために、場所や空間を生かしながら、考えていた姿を表現しました」
ユンソ「センガンはグチョンとは正反対で、相反する面を持っています。まず、品のあるたたずまいを表現するために背筋を伸ばし、姿勢を正しました。また、言葉や行動においても、芯が強く冷徹なイメージがあります。グチョンとセンガンのキャラクターの対比が際立っていて面白いと思い、その点を意識して演じていました」
――本作は、グチョンとセンガンの“バディもの”としても楽しめます。演じながら、コンビネーションの良さを感じた瞬間はありましたか。
ユンソ「シーンについて相談し、アイデアを出し合う中で、私が『こういうのはどう?』『これはこうするのがいいよね』と言うと、ジュヒョクさんもほとんど同じ考えでした。『ジュヒョクさんもそう思う?』と聞くと、『僕もだよ』と。やがて、目を見ただけでお互いの考えや気持ちが分かるようになりました。現場ではそれほど息がぴったり合い、コンビネーションの良さを感じました」
ジュヒョク「僕は時々、台本にはないアドリブを入れることがあったのですが、ユンソがうまく受けてくれました。それからは何度もアドリブを試すようになりましたが、そのたびにユンソがセンガンとして、とても上手にアドリブで返してくれたんです。僕たちのケミ(相性)は、早い段階で完成したのではないかと思います」

「軍隊で度胸を身につけました」とジョークも
――グチョンには毎話のように戦闘シーンがあり、殺陣やCGを駆使したアクションも見応えがありました。どのような準備をしましたか。
ジュヒョク「僕は『トングン -呪いの宮-』に毎回出てくる幽霊と戦うために、軍隊に行ってきました。軍隊でフィジカルを鍛え、幽霊がやって来ても恐れない度胸を身につけました。あ、ジョークですよ(笑)。除隊後はアクションスクールに通い、基本から一つずつじっくりと学びながら、武術の練習に励みました。現場では相手役の方と段取りを確認し、アクション撮影の本番に入るまで、ずっと呼吸を合わせていきました。その積み重ねが、本編のシーンになっています」
――本作を通して、ご自身にとって新しい挑戦になった部分や、俳優として刺激を受けたことを教えてください。
ユンソ「先ほどお話ししたように、時代劇とファンタジーは初めてでしたが、実際に取り組む中で、『この部分はこうすれば、より効果的に見えるんだな』『こうすれば、いい画になるんだな』と、2つのジャンルについて多くのことを学べました。それによって、私にできる演技の幅も広がったように思います。これからも、さまざまな性格の人物や、多彩なジャンルのキャラクターを演じてみたいと思えるほど、たくさんの学びがあった作品です」
ジュヒョク「僕は人生について学びました。『トングン -呪いの宮-』を通して得た教訓は、『できないことはない』『やってみればできる』ということです。どんな撮影環境の中でも、『信じればできる』、『やればできる』という固い意志を学びました」
――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
ナム・ジュヒョク「配信を待っていてくださる日本の視聴者の皆さん、『トングン -呪いの宮-』が皆さんに会いに行くので、たくさんの期待と応援をお願いします」
ノ・ユンソ「韓国ならではの背景がふんだんに描かれた『トングン -呪いの宮-』は、とても魅力のある作品です。日本のファンの皆さんにも楽しんで見ていただけると思います。爽快なアクションと充実したストーリー、先輩俳優の皆さんの熱演など、楽しい要素がたくさん詰まっていますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。どうもありがとうございます」
あなたの“気になる”を教えてください