大竹しのぶ、「監察医 朝顔」で月9ドラマ初出演が決定 「とてもうれしく思います」
上野樹里が主演を務め、11月2日にスタートするフジテレビの月9ドラマ「監察医 朝顔」(第2シーズン)で、大竹しのぶの出演が決定した。大竹が演じるのは第2シーズンから新たに登場する女性で、物語の鍵となる人物。本作が大竹にとって初めての月9ドラマ出演となる。
「監察医 朝顔」第2シーズン 上野樹里&時任三郎との共演にも注目
上野樹里が主演を務め、11月2日にスタートするフジテレビの月9ドラマ「監察医 朝顔」(第2シーズン)で、大竹しのぶの出演が決定した。大竹が演じるのは第2シーズンから新たに登場する女性で、物語の鍵となる人物。本作が大竹にとって初めての月9ドラマ出演となる。
上野演じる主人公で法医学者・万木朝顔と、朝顔の父で刑事の万木平(時任三郎)という、異色の父娘を描く物語。月9ドラマとしては33年の歴史の中で初めての2クール連続放送で、「監察医 朝顔」が帰ってくる。
今回、大竹が演じるのは、第5話(11月30日放送)から登場する奥寺美幸という女性だ。美幸は、朝顔の母・里子(石田ひかり)が生まれ育った東北の海沿いの街で、大衆食堂を営んでいる。美幸が作る料理は、いずれも素朴で優しく、地元の人から“おふくろの味”として愛されており、朝顔の祖父で里子の父である嶋田浩之(柄本明)も常連の1人。料理の味だけでなく、店を1人で切り盛りしながら、どんな時でも笑顔を絶やさない。これまで朝顔も平も美幸とはまったく接点がなかったが、ひょんなことから美幸の存在を知ることとなり、やがて3人は大きく関わっていくことに――。
自身初のテレビドラマ出演作である「ボクは女学生」(フジテレビ系1973年10月~1974年3月)でデビューをしてから47年、これまで数限りない名作に出演し、今なお第一線で活躍をし続ける大女優の大竹にとって、本作がなんと初めての月9ドラマ出演だ。
大竹が演じる美幸は、その言動が里子の遺体を探し続ける朝顔と平に大きな影響を与えていく。名優そろう「監察医 朝顔」で、物語の鍵となる存在を大竹が演じ、いっそうドラマをもり立てていく。
また、主演の上野樹里と共演するのは、「江~姫たちの戦国~」(NHK、2011年1月~11月)以来9年ぶりで、大竹は「江」で、豊臣秀吉の妻・おねを演じた。上野演じる江の母・市は、再嫁先の柴田勝家が秀吉との戦に破れたことで自害した。その後、母を亡くした江たち三姉妹を、おねは温かく迎え母のように接する。一方、「江」には時任も出演しており、時任が演じたのは江の父であり、織田信長との戦に敗れ自害した浅井長政であった。戦乱の世であまりに数奇な家族としてつながっていた3人が、400年以上の時を超えて、本作で初めて3人そろっての共演を果たす姿にも注目だ。
大竹しのぶ「まさか自分が出演するとは」
大竹は「まさか自分が出演するとは思っていなかったのでびっくりしましたが、とてもうれしかったです」とコメントし、初めての月9出演については「とてもうれしく思います。頑張ります」と意気込んだ。美幸を演じていく上での役作りは「消えることのない悲しみを背負いながらも、なんとか明るく平穏に生きていきたいと願う人の心を出せたら……と思っています」という。
上野、時任との共演も注目されるが、「樹里ちゃんとも、さぶちゃんとも久しぶりの共演でうれしいです。スタッフの方たちも本当に温かくて、良いチームだなと1日目から感じました」と話した。最後に、「素晴らしいチームの仲間入りをさせていただいて、撮影が本当に楽しいです。ささやかに生きている美幸さんの出演自体は、それ程多くはありませんが、見てくださっている方の心に残るようなお芝居ができるように頑張ります」とメッセージを送った。