『風、薫る』見上愛が明かす撮影裏話、Aぇ! group佐野晶哉の直前セリフ変更にも揺るがぬ「ひたむきさ」絶賛
NHKの連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)で、主人公・一ノ瀬りんを演じる俳優の見上愛が、都内で行われた取材会に出席。約1年に及ぶ撮影が終盤を迎える中、現在の心境を明かした。

『風、薫る』で、主人公・一ノ瀬りんを演じる
NHKの連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)で、主人公・一ノ瀬りんを演じる俳優の見上愛が、都内で行われた取材会に出席。約1年に及ぶ撮影が終盤を迎える中、現在の心境を明かした。
ポルシェ、マクラーレン、ベントレー…昭和を代表するアイドルの華麗なる愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
撮影の現状について問われると、見上は「まだ実感がなくて。立て込んで撮影にみんなで挑んでいる感じなので、ラストスパートを撮っているという感覚がまだないんです。終わってしばらく経ってから気づくような気がします」と、多忙な日々を笑顔で振り返った。
本作は、女性の職業が確立されていない明治時代に、看護の世界へと飛び込み、日本初の「トレインドナース」と呼ばれた大関和(ちか)さんと鈴木雅(まさ)さんをモチーフにした、主人公2人の活躍を描くバディドラマ。
見上は「りん以外の役を演じることがほとんどない1年間でした。これから新しい役に出会っていく自分を想像できない部分もありますが、この作品を経たからこそ、また頑張れることもあると思います」と、役への愛着をのぞかせた。
共演者とのエピソードでは、りんの幼なじみ・竹内虎太郎を演じる小林虎之介について、「素朴さや真っ直ぐさの中に、ギラッと光る強いものがある人。虎太郎という役の中で見え隠れするのが素敵だなと思っています。今後出てくる虎太郎は変化があって、そこも丁寧に演じられているので楽しみにしていただけたら」と太鼓判。
また、小説家志望の島田健次郎役のAぇ! group・佐野晶哉についても「仕事に対して一生懸命に極めていこうとする姿は“シマケン”と重なります。そのひたむきさに、自分も頑張らなきゃと思わされることが多いです」と刺激を受けている様子だった。
特に印象的だった出来事として、「撮影直前にフランス語の追加セリフが出たことがあったんです。なじみのない言葉でかなり練習が必要だったと思うのですが、現場で最後までベストな状態で撮影に挑めるように努力されている姿を拝見しました」と絶賛した。
さらに、仕事に向き合う上で大切にしていることを聞かれると「ちゃんと対話をすること」と言い、「いい作品を作るために前向きに捉えられるわだかまりなら対話で解消できる。現場で疑問があれば監督に質問し、自分の考えを伝えながらすり合わせるよう意識しています」と明かした。
ドラマの反響も大きい。転職活動中の友人からは「うまくいかないなという日でも、主人公の2人が頑張っているから私も頑張ろうと思える。これが朝ドラなんだ」と言葉をかけられたという。また、母親の介護をしている恩師からは「テレビに出た見上さんを見て、その朝の時間だけは笑顔でいれる」と報告があったと言い、「すごくうれしいなと思いました。長く1人の人生を歩んでいるからこそ伝えられることがあるのかもしれない」と喜びを噛み締めた。
過酷な長期撮影を乗り切る秘けつは、事前のアクティブレストだった。「撮影に入る前にしっかり休んだんです。走り切るためには心が健康でなきゃいけない。自分の心が健康でないと、周りの人の健康にも気を配れない。ちゃんと休んで、1年間の走り切るためのエネルギーをチャージしたことがかなり良かったなと思います」と、メンタル管理の重要性を説いた。
物語はいよいよ終盤へ。見上は「2人がどんな風を起こしたのか、その人生の選択に最後まで注目していただけたら」と視聴者にメッセージを送った。
あなたの“気になる”を教えてください