小手伸也、舞台初主演に不安 出演者たちが“小手る”傾向「僕が危機感を感じるほど」
俳優の小手伸也が27日、都内で行われた「俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ『コテンペスト』」ゲネプロ後囲み取材に、共演の鈴木保奈美、片桐仁、崎山つばさ、松田凌、AOI(WHITE SCORPION)、そして脚本・演出の村上大樹と共に出席した。

「俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ『コテンペスト』」
俳優の小手伸也が27日、都内で行われた「俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ『コテンペスト』」ゲネプロ後囲み取材に、共演の鈴木保奈美、片桐仁、崎山つばさ、松田凌、AOI(WHITE SCORPION)、そして脚本・演出の村上大樹と共に出席した。
本舞台は、シェイクスピアの傑作戯曲「テンペスト」をモチーフにした復讐(ふくしゅう)コメディー。とある地方にある老舗百貨店「天平ストア」。その本館から遠く離れた、客がほとんど来ない“別館”で働く人々は、行き場のない思いや事情を抱えながら過ごしていた。そんなある日、「妖精おじさん」こと内木弁慶(小手伸也)は、積年の恨みを抱えた別館の社員から、 ある“復讐劇”への協力を持ちかけられる。ミッションを遂行すべく奮闘する内木であったが、内木が奮闘すればするほど、事態は思いもよらぬ方向へと進んでいき……。
近年「コンフィデンスマンJP」シリーズや、大河ドラマ『どうする家康』など、数々の映像作品で活躍している小手だが、本作が舞台初主演となる。小手は「初座長、初主演、身に余る光栄です」と恐縮しつつ「コテンペスト」というタイトルには「僕の中で、まだ受け止められていません」と初日を迎える日の感想を述べて、共演者からツッコミを入れられていた。
稽古場の印象を聞かれた小手は「僕が危機感を感じるほど、みんな小手っていました」と語る。“小手る”というのは、主役を差し置き、それぞれが目立つ行動をとることをいうと説明すると、「小劇場の俳優は同じアドリブを繰り返さないというのがある。日替わりでアドリブをどんどん試していくのですが、それが悪い方向に感化されてしまっている」と苦笑いを浮かべると「若い人に良くない背中を見せてしまっているのかもしれません」とつぶやいていた。
演出家は普段「もっとやって」ということが多いというが「それ以上やらないで」って言われてしまっているという小手。「お客様の前で本当にできるのか心配ですね」と初日を迎える心境をぶっちゃけていた。
最後に小手は「周りの共演者を気遣って、みんなでバランスを取りながら、1つの表現を作り上げていくといことが正しいことではあるし、みんなでそこを目指すべきことではあるんですけれども、お客さんが笑うためであれば、たまにそういうものを逸脱しては良いのではないかという、自意識過剰が“小手る”の正体だったりするので。今回に関してはそういう悪い部分も全肯定して、やっていきたいと思いますので、どうか観客席で我々がどこまで、どこに行くのか見守ってくださったら幸いでございます」とあいさつしていた。
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