「エール」久志役・山崎育三郎が明かす撮影秘話 森山直太朗と舞台裏で意気投合

NHK連続テレビ小説「エール」で佐藤久志役を演じる山崎育三郎。26日からの第20週では、そんな山崎演じる久志のクライマックスシーンがいよいよ放送される。これまでとは変わり果てた姿で登場するという久志を山崎はどのように演じたのか。自身と久志の共通点、今作にかける思いを語った。

朝ドラ「エール」で佐藤久志役を演じる山崎育三郎【写真:(C)NHK】
朝ドラ「エール」で佐藤久志役を演じる山崎育三郎【写真:(C)NHK】

26日からは山崎演じる久志のクライマックスシーンが放送される

 NHK連続テレビ小説「エール」で佐藤久志役を演じる山崎育三郎。26日からの第20週では、そんな山崎演じる久志のクライマックスシーンがいよいよ放送される。これまでとは変わり果てた姿で登場するという久志を山崎はどのように演じたのか。自身と久志の共通点、今作にかける思いを語った。

 佐藤久志という役柄について、山崎は「僕自身がこれまでやってきたことすべてが生かされるような役どころ」と語る。「ウインクは好き勝手やってるわけじゃなく、台本に全部書いてあることですが、僕自身も音大にも通っていたので、クラシックの楽曲を歌っていたり、千鶴子さんとのデュエットの曲も学生時代に大好きで何度も聞いていた楽曲。これを歌うって聞いたときも縁を感じましたし、ピアノを弾くシーンがあったり、自分がやってきたことをすべてさらけ出す役柄でした」と、自身との共通点を口にする。

 第20週ではそんな久志がより人間臭く、泥臭くもがく姿が描かれる。「台本でも『あれ誰?』って言われるような、見た目からしてボロボロの姿。僕も役作りで5キロくらい減量しました。今まで皆さんが見てきた久志とは、まったく違う一面が見れると思います」と期待を含ませる。

 クライマックスでは久志が球場で「栄冠は君に輝く」を独唱する。夏の甲子園大会のテーマ曲としてなじみ深いこの曲だが、実は作詞家の加賀大介は球児でありながらけがで右足を切断、歌詞には野球を断念せざるを得なかった悲痛な思いが込められている。今夏、戦後初めて夏の甲子園大会が中止となったこともあり、「この1年間を走馬灯のように思い返していた。僕も小学校6年間野球をやっていたんですが、誰もいない球場で1人その歌を歌ったとき、久志の思いだけでなく、それを超えたいろんな思いが込み上げてきた」と印象的なシーンを振り返る。

次のページへ (2/3) 12月2日には「エール」をきっかけに森山直太朗が作詞・作曲を手掛けた新曲が発売
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