「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”
小学校2年生まで活発だった男の子が、ある日釣りに行こうと道路に出たところ、スピードを出して走っていた1台の車によって運命を変えられた。免許取り立てのドライバーだった。そこからの入院生活は2年に及んだ。動かない体、希望の見えない絶望の毎日。再び前を向くことができたのは、同級生の支え、そして口で絵を描くことだった。頸髄損傷という大けがを負いながらも、絵を通じて、生きる勇気を届ける26歳の画家・田中潤也さんに迫った。