「ばかばか売れるとは思っていない」撤退から再参入、韓国自動車メーカーは日本市場を攻略できるか
世界の自動車業界が脱炭素化に本格シフトする中、日本はEV(電気自動車)の普及率が1%強と低迷。かなり特殊なマーケットになっている。背景にはEVそのものに対する懐疑的な見方やインフラ整備の遅れがあり、かつてのスマホ市場のように“ガラパゴス化”している。その敷居の高さは、とりわけ外国車にとって参入の障壁となるが、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」(9日まで、東京ビッグサイト)には韓国の自動車メーカー、ヒョンデとキアが初出展。日本攻略の“切り札”となる新車を用意していた。