父の借金4000万円で大学中退、就職したバイト先で「金のなる木」と呼ばれて…26歳で起業した女性の壮絶半生
建築業一家で何不自由なく育ち、子役として活躍。幸せな幼少期を送ったが、数々の悲劇に見舞われた。兄の死、父親の借金で極貧生活、大学中退……。就職すると事業に成功して「金のなる木」と呼ばれたが、勢いに乗って独立するも、売り上げゼロで窮地に。度重なる逆境をはねのけてきた女性経営者がいる。自らの苦労の経験を原点に、中小企業に寄り添おうと、勤怠管理システムの自社開発と普及に力を注ぐ。「置かれた環境で、自分ができることをするだけ」。不撓不屈(ふとうふくつ)の半生に迫った。