「縁を切った」はずの車と運命の再会…ロードスター保留 「まさか自分が」今度は父を助手席に
大学時代の19歳の時に、思い切って買ったのは、日産フェアレディZ。真っ白なカラーリングの2011年式のZ34前期型だ。ドライブの楽しさにどっぷりハマり、欠かせない人生の相棒になっている。そんな23歳男性会社員のオーナーにとっては、「Z」には特別な思い出がある。幼少期に父親が新車で購入し、親しんできた“ファミリーカー”でもあるのだ。助手席から父の横顔を見てきた少年が、今では父を乗せて……。そこには家族の愛車秘話がある。