その存在は「闘う問題提起」 “Uの末裔”中村大介が追求する異色の生き方「このまま柔術をやらずに現代MMAを闘い抜きたい」
「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)から2週間が経過し、早くも単なる過去へと風化しつつある昨今、同大会では他の試合とは明らかに異彩を放つ試合が実施されていたことをご存知だろうか。参戦選手の中では最年長の44歳となる“Uの末裔”中村大介が、「日本人唯一のUFC殿堂入り」を果たしている桜庭和志の息子、大世と闘った一戦だ。今回はこの一戦を、得意の腕十字固めで制した中村を直撃した。