「迷わず行けよ」26年ぶり東京Dに舞い戻ったA猪木、各々の旅立ちを決めた“悪魔”らにエール
2024年夏、とくに令和女子プロレス界にとってこの週末は大きな転機となった。まず23日には“悪魔”中島安里紗が引退。24日にはその相棒・藤本つかさが4か月の限定復帰の最終戦を行い、育休に戻るはずだったが、翌25日にジュリアが国内最後の試合に臨むのに際し、因縁の藤本戦を希望したことから、藤本がこれを受けると宣言。両者の対戦を含めた「全員がけ」を行った。つまり中島、藤本、ジュリアという各団体の重要人物が各々の理由で旅立って行くことになったのだ。ここから見えてくるものを考察する。