日中摩擦で中国人“転売ヤー”が「活発化」 闇民泊・白タクから移行の動きも…専門家が警鐘、福袋商戦に警戒
台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁を巡り、日中間の緊張が高まっている。中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたことで、観光業界など多方面で影響が出ている状況だ。日本に住む中国人たちのビジネスも例外ではない。こうした中で、日本で大量に仕入れた物品を売りさばく中国人“転売ヤー”たちの動向はどうなっているのか。「今回の摩擦が長期化すれば、新型コロナウイルス禍と同様に、需要と供給が一気に高まって転売活動がさらに活発化する可能性があります」。在日中国人社会の事情に詳しいフリーライターの奥窪優木(おくくぼ・ゆうき)氏が警鐘を鳴らしている。