がん闘病の西村修、藤波辰爾の代役参戦に涙止まらず 体調悪化で緊急入院 「仲たがいをしてしまった時期があった」
「後楽園に行って話したかったことをすべて話します」。食道がん(扁平上皮がん)ステージ4闘病中のプロレスラーで東京・文京区議会議員の西村修が1月31日、『ジャイアント馬場没25年追善~太陽ケア引退試合~木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』(後楽園ホール)を欠場した。転移した脳腫瘍の進行と治療による副作用などで容体が悪化し、緊急入院したため会場に姿を見せる希望もかなわなかった。一方、西村の代役として出場したのは、絶縁状態にあった師・藤波辰爾だった。18年間にわたる関係断絶、恩讐を超えての男気参戦は大きな感動を呼んだが、西村はどう受け止めたのか。病棟の西村に電話で胸中を聞くと――。