動物番組“美談”演出への違和感 「芸能人の手には負えない」保護活動の壮絶な現実
あまりにも強面すぎる見た目から、ネット上で度々話題となる「ワニガメ生態研究所」所長の荻野要さんは、岡山でワニガメやカミツキガメ、ワニといったどう猛なは虫類を中心に、どんな動物であろうとも高額の治療費がかかろうとも、一切の依頼を断らない保護動物たちの最終引き取り人だ。現在放送中の動物番組や生態系保護をうたう番組からも多数のオファーがあったものの、今ではテレビの取材はほとんど断っているという。私財を投じて行き場のない動物たちの保護活動を続ける荻野要さんに、現在の動物番組に対する思いを聞いた。