“芸能人なら楽勝”ではない大学AO入試のリアル 指導者「肩書きが有利には働かない」
国公立大入試・後期日程も合格発表が22日で完了し、今年の大学受験シーズンが終わった。一般入試を前に実施されたAO(自己推薦型)入試では、例年と同様に有名芸能人が難関大に合格を果たしている。本人は明かしていないが、子役出身の鈴木福、本田望結らがAO入試合格者と伝えられている。導入から20年以上が経過したこの方式は、2021年から「総合型選抜」と名を変え、かつての一芸に秀でた人に有利な時代から、普段の学習態度や学力も含めた総合力が求められる形になった。不合格者も多くいる芸能人受験者の現実。数多くの高校生芸能人を合格に導いた教育研修会社の指導者が、AO入試の実情と指導法を明かした。