【週末は女子プロレス#28】引退10カウントゴング中にまさかの撤回 大バッシングから売れっ子になった米山香織のいま
2011年12月23日、JWP後楽園ホール大会で前代未聞の事件が勃発した。引退試合を終えた米山香織が10カウントゴングを途中で止めさせ引退撤回を宣言、場内が大混乱に陥ったのだ。あれから10年、12月23日というまさにその日、米山は自身主宰のYMZで「米山香織引退撤回から丸10年」と題した大会を新木場1stRINGで開催する。いまや女子主要団体のほとんどで活躍する超売れっ子フリー選手だが、撤回当時は当然のように大バッシングの嵐。米山はこの荒波を乗り越え、どのようにして現在のポジションを築いたのか。まずは彼女自身に10年前を振り返ってもらった。そもそもどうして“引退”を決めたのか…。