パチスロを複雑化させる「有利区間」とは スマスロ登場で数年前を彷彿とさせる一撃性が実現
パチンコ・パチスロの歴史をたどると、規制と緩和が繰り返されていることが分かる。ことパチスロに限定してみると、4号機から5号機、5号機から6号機といった「号機」が移行するタイミングで、厳しい規制を強いられたことでゲーム性が大きく制限されてきた。そんな中であっても各メーカーが知恵を振り絞ることで、幅広いゲーム性を実現させている。昨今では、スマスロの登場で4号機時代を彷彿とさせるかのような一撃性の高い機種がユーザーからの支持を集めているが、その一方で「有利区間」の存在がそのゲーム性を複雑化させている。今回は、長年にわたり専門誌のライターとして活動を続ける濱マモルが「有利区間」のからくりを解説する。