「コロナ禍での公開は必然だった」 実力派・小林竜樹が東日本大震災描いた初主演作に胸中
鬼才・園子温監督の「恋の罪」で鮮烈な映画デビューを飾った小林竜樹が初主演を果たしたのが、「横須賀綺譚」(大塚信一監督、東京・新宿のK's cinemaでレイト公開中)だ。東日本大震災から9年後、被災地で死んだと思われたかつての恋人(しじみ)が生きているとの情報を得た主人公、春樹が横須賀に出向き、初めて恋人、過去、自分自身と向き合う……というストーリー。若手実力派が東日本大震災で感じたこと、新型コロナウイルス禍での表現者としての思いを語った。