学校健診で上半身裸に…担当医特定が物議 日本医師会苦言「一番困るのは子どもたち自身」
学校健康診断における脱衣を巡る議論が、ネット上で大きな話題を呼んでいる。先月20日、神奈川・横浜の公立小学校で実施された健診では、4~6年生の男女児童計約100人が、性別を分けた上で上半身裸で受診。これを問題視した一部の保護者がSNS上に学校名を公開、健診を担当した学校医が特定されるなど、波紋が広がっている。児童の人権に配慮した学校健診の在り方が求められる一方、現場の学校医からは本業との兼ね合いやリソースの問題を巡り、切実な声も上がっている。一連の問題について、公益社団法人日本医師会に見解を聞いた。