心に訴えるプロの演出で勤務先への理解深める「企業史演劇」 多様化職場の向上策を探る
企業の歴史や理念をプロの演出によって演劇化する「企業史演劇」が話題を呼んでいる。創業の経緯や経営理念について従業員の理解・共有を深めてモチベーション向上につなげるのが目的で、心に訴えかける「演劇」に着目した体験型研修の新たな取り組みだ。外国人の受け入れなど多様化が進む職場で、人事研修や採用活動への活用が見込まれる。若者の早期離職や人材の流動化といった労働問題が取りざたされる中で、課題の解消のための手段としても注目を集めそうだ。