コロナ感染で酸素ボンベを背負い声帯を切除 GRACHAN岩崎代表が語る退院後の苦闘
今年はRIZINに多数のファイターを送り込み、一定の評価を得ている格闘技イベント「GRACHAN(グラチャン)」。19日には、千葉・幕張ベイパークアリーナにて「GRACHAN51」「GRACHAN52」が開催されたが、その代表を務めるのが岩崎ヒロユキ氏だ。実はこの岩崎代表、昨年は新型コロナウイルスに感染し、高熱→入院→ICU(集中治療室)での生活で生死の境をさまよった。しかも長期の入院後、待っていたのはコロナ治療後遺症との闘い。酸素発生器・酸素濃縮装置を持ち歩く生活を経験し、声帯をレーザー切除した男が今、思うこととは――。全2回の後編。