26歳で左目失明、右目もいずれは…義眼のモデル・富田安紀子が悲願のパリコレへ いじめ乗り越え「今を大事に」
小学校2年生で視力に異常が出始め、26歳で病気によって左目を失明。右目についても「いずれは見えなくなる」と宣告……。壮絶ないじめの過去を乗り越えて、ファッションや芸能の舞台で躍進を続ける女性がいる。「義眼のモデル」として活動する富田安紀子だ。和太鼓師範の肩書きを持ち、ミスコン出場。東京パラリンピックの開会式にも参加経験を持つ。そんな彼女が今年9月にパリコレの企画に出演を決め、念願だったランウェイを歩く。そこには常に寄り添い、引っ張ってくれた母の存在があった。人生を悲観することなく、明るい口調で「限られた時間を全力で楽しみたいです」と語る。32歳のパワフル人生に迫った。