『VIVANT』福澤克雄監督「考察ドラマを作る気持ちはなかった」 制作費は「赤字です」
TBS系7月期の連続ドラマ『VIVANT』の原作・演出を担当した同局の福澤克雄監督が、ENCOUNTなどメディアの取材に応じ、視聴者による空前の“考察合戦”となった同作を振り返った。俳優の堺雅人が主演し、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司ら豪華キャストがそろい、モンゴルの首都・ウランバートルやチンギスハーン国際空港、ゴビ砂漠など2か月半に及ぶ長期海外ロケを敢行したことでも話題を呼んだ。この大作をほぼTBSだけで制作できたことに福澤監督は「ノウハウが伝承できた」と語る一方、「考察ドラマを作る気持ちは全くなかった」と胸の内を語った。