「俺がやらなきゃ殺される」 “ワニガメ研究所”強面所長、動物保護に捧げた人生
「人間の指なら3、4本くらい軽く飛ばしますんでね」――。「ワニガメ生態研究所」所長という肩書きながら、そのあまりにも強面すぎる見た目からネット上で度々話題となる人物がいる。岡山でワニガメやカミツキガメ、ワニといったどう猛なは虫類を中心に保護活動を行う荻野要さんは、どんな動物であろうとも高額の治療費がかかろうとも、一切の依頼を断らない保護動物たちの最終引き取り人だ。私財を投げうってまで保護活動を続ける理由は何なのか。サングラスの下に隠された素顔に迫った。