ウクライナ支援に限界、無力感でうつ病に…「もう戦闘しかない」日本人ボランティアの葛藤
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって半年あまり、戦闘は長期化し、いまだ収束の兆しは見えていない。ウクライナ国内では戦闘地域がはっきりと分かれ、安全地域ではすでに日常が戻りつつある。開戦直後からウクライナで支援活動を行ってきた日本人ボランティアの伊藤翔さんは、「物質的な支援はもう必要なく、むしろ過度な支援が逆効果になっている」と現地の状況を語る。今、日本からウクライナのためにできることは何なのか、伊藤さんに聞いた。