【週末は女子プロレス♯25】引退して12年、妻になった三田英津子が語るデスバレーボム開発秘話 技名に「三田」検討も
女子プロレスにはかつて、フリー全盛の時代があった。それはまた、女子プロ冬の時代を象徴する光景でもあった。一部を除き、どこのリングでも同じような顔ぶれで団体の個性が消えてしまっていたのである。そんな状況下で複数の団体から引っ張りだことなり、フリー本来の意味を体現していたひとりが三田英津子である。当時の女子プロを盛り上げ後進に与えた影響からも、三田と下田美馬の猛武闘賊(ラス・カチョーラス・オリエンタレス。以下、ラスカチョ)や、植松寿絵がフリーレスラーとしてもっとも成功した例と言えるだろう。そこで今回は、引退して12年がたつ三田を訪問。近況や現役時代の思い出などを聞いてみた。