平手打ち大会に素手ボクシング…過激化する格闘技の本当の“危険度” 医師が勧める安全な実施方法
失神KO・出血など観客がエキサイティングするような試合が多くの視聴を集めるなか、ベアナックル・ボクシング(素手ボクシング)やパワースラップ(平手打ち)といった新たな形態の格闘技が日本に上陸している。これらは、ボクシングやMMA(総合格闘技)、柔術、キックボクシングなどが盛んな日本で、その過激性ゆえに議論を呼んでいる。すでに格闘技イベント「RIZIN」や格闘技エンターテインメント「BreakingDown」など日本での実施例も増えているが、過激な側面に偏った情報があふれているのが現状だ。どのような危険性があるのか、どうすれば安全に実施可能なのか。医師の瀬田宏哉氏に話を聞いた。