【プロレスこの一年 ♯25】初の外国人エースとなったビル・ロビンソン、卍固めを初公開した猪木 68年のプロレス
今から52年前の1968年(昭和43年)12月19日は、日本のプロレス界で初めてベビーフェースの外国人エースレスラーが誕生した日と言っていいだろう。国際プロレスに参戦の英国出身ビル・ロビンソンが、「IWAワールド・シリーズ」を優勝。ロビンソンは初代IWA世界ヘビー級王者に認定され、以後、同タイトルは国際プロのフラッグシップ王座として団体トップの象徴となっていく。その初代王者が日本人ではない外国人レスラーで、ロビンソンは翌年から本格的に団体のエース格として活躍。後世にも残る大きな影響を与えるようになり、日本マット界に多大なる貢献をしていくことになるのである。