【映画とプロレス #18】「ゾンビランド:ダブルタップ」劇中でヒッピーが歌うのはテリー・ゴディの入場曲
ゾンビに浸食された世界を独自のルールでサバイバルする「ゾンビランド」(2009年)。数あるゾンビものでも出色の出来だったが、10年後の19年、まさかの続編「ゾンビランド:ダブルタップ」が登場。主要キャスト全員の再登板はうれしいけれど必ずしも続編が必要な作品というほどでもなかっただけに、観る前はなにを今更の感がなきにしもあらずだった。ところが、実際に本編を観てみると、これが前作以上の痛快作に仕上がっていたから狂喜乱舞だ。終末世界を描いておいて、この清々しさはたまらない。